Keyの凄さを改めて実感した
ここまで上がりに上がりまくった期待を毎度しっかり超えてくるKeyは本当に凄いと思う。
kanonやAIRを当時やっていたわけではない身からすると(年齢的に)、今作はkeyの中でもトップクラスに好きだ。
まず泣きゲー云々の前に、しっかりとコンセプトである「夏休み」を感じることができたのが良かった。単純な夏の良さだけでなく、懐かしさや憧れといったノスタルジックな気持ちを存分に感じ、味わうことができた。おかげで厄年の19年の夏であってもいつもより良い夏休みを過ごせた気がする。
そしてシナリオも高く評価できる。グランドエンドは言うまでもないが、キャラとして苦手だった紬√で泣くとは正直思わなかった。個人的にはグランドと鴎√が好きだが全√良かったと思う。
またkeyらしく、日常シーンもとても楽しめた。流石key+新島夕といったかんじか。
そして一番評価できたのは音楽。歴代のkey作品の中でも今作の音楽は突出して良かった。複数名で作っているのにもかかわらず1人で作ってるのかと思うくらい統率が取れていた。流石は折戸さん…
だーまえに強い愛情を持っていてまだ手を出せていない人にも是非やってほしい名作。