メインのシナリオはいいお話だったので、初回版を予約して購入したことに後悔はない。かといって不満点がないわけではなく、正直期待していたほどでは・・・。アニメのあの展開に変に期待せずやってみるのが一番いいと思います。
<不満点>
・主人公を佐菜と修輔サイドにわける必要がどこにあったのかが最後までわからなかった。
・メインのシナリオ以外は展開が急すぎ。全体的に昼ドラチック(ドロドロなのも青春系なのも)。
・修輔がゲームが進めば進むほど嫌いになっていったのは私だけ?ゲームの登場人物を実際にいる人間として考えることはどうかと思いますが、人間の器が小さい。(佐菜サイド)朱里シナリオ、(修輔サイド)奈々香シナリオは特に。普段はおちゃらけてるけど、実はいろいろ考えてんのよ的なものとばかり思ってたんですが・・・。あれじゃ小学生以下。
・システムは筆者がキッドのゲームをよくプレイするせいかもしれないが、劣化キッドといった感じ。大体は問題ないと思うが、欲をいえばショートカット機能と、セーブデータをロードする時に、セーブした場面の絵を大きくしてほしかった(ロード画面の絵が小さくて、しばらくぶりに再開するときにどこからだったかを思い出しづらい)。
・アニメとゲームでは若干設定が違っているが、アニメの設定の方が、ゲームのものよりもいいものが多かった。例えば、アニメで「佐菜がいつも腕時計をしていること」「桜乃杜町に佐菜が来た理由」など。「星野あさみと奈々香の関係」など、特にあさみ関連ではゲームの設定のほうが魅力を感じることが多かったので、両方をうまくくっつければより面白いものができたかもしれない。
シーンタイトルは、あさみの「愛の○○」や麻緒衣の「青い○○」などうまくできていると思いました。
どうでしょう、評価は・・・われるかもしれないですね。