受けだの攻めだのが割と緩く受け入れられる時代に発売された、美少女ゲーム界でも洗練されている作り手さん大集結による傑作。キャストも豪華。舞台は現代から時間転移で辿り着いた19世紀の豪華客船、因縁は更に過去へ遡るという重なるファンタジックと、ゴテゴテに詰め込まれた美味しい要素がたんまり。ゲームの初回起動時は、まずコンフィグで「ジャッジポイントスキップ」をオフにしてから進めることをおすすめします。
ジャッジポイントスキップをオンにしたまま遊んでいたので、全然攻略進まなかったのも今ではいい思い出です。
分岐ルールのビジュが良。
耽美をこれでもか！！！！！！って意識している作り全般が統一感あって良。
回想チップスが埋まるごとに全てが繋がっていく達成感が良～～～～～。
まず悲恋を見せてから、丸く収まるハッピーエンドで締めてくれるのも高まります。
開発凍結となったトーラス・ZEROへ繋がるTo Be Continuedはただただ物悲しいです。
ORBIT界を行き来するアーヤのような自社ネタキャラクターの立ち回りも大好きなので、復帰されたねりあんせんせの作品でもまた再会したいものです。