近年のLASS作品の中では断トツに面白かった。ただし少女神域∽少女天獄や迷える2人とセカイのすべてで凄くいいと思った点が、本作だと蔑ろにされていたので、それだけは残念だった。
少女神域∽少女天獄のBAD直行レイプシーンは、3シーンとも全て別のイベントスチル、別のテキストを用意してくれていた。
迷える2人とセカイのすべてのルート分岐は、中ボス扱いのキャラと戦闘シーンからで、展開に合せ全て別のテキストを用意してくれていた。
おおまかなルートが共通シナリオな分、こうして差分を目立たせようとしてくれていたことを凄く評価していたので、リベルセブンについてはその手の丁寧さが皆無だったことがとても残念。
キャラはかわいいが、萌生と紅愛に関してはシナリオとしても突出した違いが無かった。
沙綾ルートだけは、くっついたのがシナリオの進み具合の中でも初期だったことと、核のヒロインである未来とも幼馴染だったこともあり主人公と未来含めての思慕や葛藤を放つシーンがとても多かったので、終始楽しくプレイできた。
愛海と主人公の関係はとてもせつなくて、FDを作ってもらえたなら是非とも掘り下げて欲しかった。
倒産されたのはとにかく残念。
11eyes以降、ずっと予約買いしていたブランドだった。