過激なプレイが売りで、実際過激なプレイが好きな層が手を出しているゲームだと思うんですけど、何でその過激に繋がるのかっていうキャラ設定が数々のプレイとイイ感じに噛み合っているため、作品としてのバランスがこれまたイイ感じにまとまってて素晴らしかったです。発売当時に絶賛された理由がよく分かりました。やりたいことが分かる豪快ゲー。
一週目で主人公、二週目以降がヒロイン達の本望を貫通させるっていうシナリオ作りなんすが、その本望ってのを貫通させ過ぎて清々しいというかそこまでやっちゃダメ！ってレベルでして、どのルートも豪快過ぎたのめたくそ面白かったです。
「自分を受け入れて貰いたい」っていう欲が一番強い主人公だから、受け入れてくれたヒロインに対しては全力で尽くすんですよね。
ヒロインが望むことを徹底して叶えてあげようとした結果、煽り過ぎてとんでもないことになってんのめたくそ面白かったです。
みんないい笑顔で死んでいくの笑い転げました。
ヒロインルートの中でもアリスちゃんEDだけ差別化されていたのは、お話のコンセプトってのも勿論でしょうけれど、彼女が正ヒロインだからこそ彼女だけ特別な結末が用意されていたってテイストに思え、そういうの大変好みの作りなため高評価。