主人公もメインヒロインである麗奈も根が素直過ぎるのか、目の前の人物の発言をその場ですぐ信じてしまうのが滑稽過ぎる。つまり誰の言った何が真実かと言う根本は、一応終盤で明かされるが、そ、そうか……って感じ。その程度。
美少女ゲームとは、攻略対象であるヒロインの魅力があってこそという印象が強かったので、麗奈のいいところが皆無だったところは非常に面白かった。
(主人公のことがただただ好きで、ただただ好かれたいという献身と取れば愛らしいが、主人公を自分だけのものにしたいという自己欲求が強いだけのBADEDがあるため、そこら辺も疑わしい)
主人公も愚かで、結局親友と思っていた男に踊らされていただけと言う。愉快な茶番。この親友だけ、どのEDでものうのうと生きていけているところも含め茶番。爆笑。
幽閉、箱入り娘と遊んできて、D'Zの持ち味である何処か素っ頓狂なノリは好きなので、作品としての好感度は高め。
アニメシーンはカクッカクでびっくりするくらいクオリティが低かった。