姉さんは一章が好き。サブキャラは二章が好き。話は三章が好き。三章の開始五分で、心象評価が一気に好転しました。割と凡臭いイメージが強かった一章を乗り越えた先、二章の心情が移る丁寧な描写にしてやられ、三章の畳みかける様なテンポの良いシナリオで、とても夢中になれました。でも純愛路線で、主人公が自分の性器独白するのにちんぽ連呼というのは、少々引きました。
二章の名月と心から結ばれた際の、主人公の独白。
好きだ、名月。愛してる、姉さん。
ここが凄く、好きでして。
名月と姉さんを別に考える。
名月も、お兄ちゃんとつくもを別に考える。
そうしてゆっくりと縮まっていく、二人の距離を丁寧に描写されていたのが印象に残っています。
主人公のストイックさが光るのも、二章からでしょうか。
姉さんを亡くしたからこその、がむしゃら具合がせつないです。
FC対象で配布されている、くーりんアフターのボイスアフターが凄く面白かったので、ラブコメチックなアステリズムがもっともっと楽しみたくなりましたー。