美少女表現に特化せず、どの人物もしっかりキャラクター性が盛り込まれていたのがよかった。そのおかげで、ヒロイン達の印象が薄く感じてしまったくらい。特に主人公が濃過ぎて、ライトノベルのような印象を受けた。いい意味で。
ドゥエンディを消滅させる方法が主人公とのセックスでなくてはいけないっていう、R18ゲーらしいサービス満点な設定すらも、退廃的なシナリオにしっかり溶け込んでいたのがよかった。
新聞記者の無残な死体や、強烈な描き込み量の雑魚的等、CGもインパクトが大きいものばかり。
終盤で再会することができたシィア様と語らうシーンも印象的。
儚い印象が一転、心の強さが垣間見えるシィア様、素敵でした。