共通ルートにとにかく内容が詰め込まれすぎていて、バランスが悪く感じた。ルート毎に情報量を分散させた方がスマートな構成になっただろう。また戦闘展開はお上手じゃなく、テキスト量も少なくて萎えた部分がある。 一部視点がコロコロ変わる地のテキストにも、軽い苛立ちを覚えた。 ただ全体のテンポは非常に良く、さくさく進むのでそういう所ではストレス感じなかった。 さらに言えば、作品の世界観に満足したので総合的な心情としてはプラマイゼロ。 世界の設定をよく広げた、いい感じの最終作だったと思う。
エロシーンは喘ぎ声の連続で、地の文が殆どなくあっという間に終わります。
正直空気。
手を抜いているとしか思えず、そこは残念でした･･･。
ボイスが抜けている部分や立ち絵で服が変わってしまうシーンにも違和感を覚えました。
急ごしらえとしか思えません。
シナリオに関しても、テキスト量が一気に減る禁止区域ルート終盤等不満は残りました。
この禁止区域ルートこそ本作の設定が綺麗に利用されている場面とも思え、このルートを作ってくれたからこそ本作に対しさらにのめりこめた部分も強く、思い入れもできました。
多くのヒロインのエンディングを用意してくれたサービス精神は評価致しますが、残念な気持ちになってしまいます。
ちなみに私は、前作、前々作を遊んでいません。
それでも、前表でもあるキャラがとても魅力的で好評を得ていたというのは、充分理解できました。
人物の見せ方の上手さには、舌を巻くばかりです。
そういう意味では、久しぶりにもう一回やりたいと思えるゲームでもあります。