あーこれは名作だ。真相を聞いてリアルに「えっ?」って呟いて、数分硬直してしまったのは俺だけじゃないはず
このゲームほどネタバレされたら、台無しになるゲームはない。
サスペンス的などんでん返しゲー。真相知ると一気に話がつまらなくなるので、ネタバレ厳禁未プレイの人は回れ右。
○エロ
膣の断面表示、CGのズーム機能、クチュ音・スパンキング音あり、地のテキストで喘ぎ声搭載。
卑語はばりばり。ばりばりすぎて逆に空回っている気がする。シルキーズの学園隷奴みたいな感じ。
息遣いとか呻き、絶叫、嘔吐は激しい。糞、尿、フィストファック、アナル、薬等の特殊シチュ多数。
喘ぎ声と逝き声半端ないけど、ちょっとやりすぎでギャグみたいになってるシーンが多い。
フェラのひょっとこ顔がエロイ。
ある程度、耐性ないときついかも。
ブサイクやつるみく、たっちーあたり平気なら大丈夫。
guiltyやかぐやとかよりは確実にエグイ。精神面でぶっ壊す螺旋回廊とかよりはぬるい。
後、モブの乱交シーンの尺が足りない。
あの校庭での乱交シーンは結構そそられる場面だったのに、数クリックでシーン終わりとか勿体ない。
乱交・輪姦好きの血が疼いた。複数人Hの枠がもっとあったらよかったな。
それとクリア後は真相知ったため色眼鏡入って、ほとんどのシーンで抜けなくなる不具合が発生した。
○完全に騙された
展開が2転3転どんでん返し。
密室ゲーが何時の間にバトロワやKQ設定になり、その後にセカイ系にまで発展していた。
閉鎖空間内の狭い中の人間関係と事件で終わると思ったら、話を舞台外の世界へと巻き込んでいく展開は見事だ。
そもそも主人公達は記憶喪失で、元の日常そのものが狂っていたという設定だったとは思いもしなかった。
ヒロインは最後までやると合勧一択だな。
ぶっちゃけ合歓は、ライターの思惑通りに騙されて終盤までイライラさせられっぱなしでしたけどね。
騙されるな、死ね、今のうちに早く殺せ、うがーと何度唸ったことやら。後、梨香の蝙蝠っぷりはみるに堪えない。
ただ、ここまで悪役が憎たらしいと、陵辱や復讐した時の爽快感も半端ない。
でも、その爽快感すら偽りだったとは。
根本が真ルートで覆るから、俺のこの苛立ちとは何だったのか。
プレイヤーであるはずの俺が完全に叶に操られていた。
唯一まともだと思っていた叶が黒幕一味だったとかどんな冗談だよ。
まるで主人公のように、何がリアルで何がヴァーチャルなのかわからなくなって、ゲームに翻弄された俺乙。
スタッフコメント通り、完全に製作者の思惑通りになってた。
よく考えたらパッケの真ん中が合歓の時点で、メインヒロインは誰かってよく考えればわかることなんですけどね。
俺が参考にした攻略サイトも、キャラ攻略がちゃんと名前が逆になってない親切使用だったからまんまと騙された。
真ルートで次々とどんでん返しが起こり、その後今までのルートで小出しにしてきた伏線が
パズルのように回収していくのはみていて圧巻だった。鳥肌たった作品は久しぶりだ。
○以下てけとーに雑感。考察。妄想。
■何が現実、何が仮想
→意識操作は、主人公の合歓や叶や学校に対する記憶、合歓首絞め死亡描写、校庭から民家に逃げたら研究所に戻っている場面、
研究所での学校回想、叶惨殺後の首謀者の影、叶告白ループ。
ヴァーチャルは凛音エンドの最後、合歓の楽園逃避のところだけで、他は全部操作外と現実であってるかな?
脱出ゲームやサバイバルゲーム、支配者ゲームは金持ちの観客がいるといっていた点や叶の言動、凛音の達磨からしてリアル。
支配者ゲームの後は、叶が今までの出来事を仮想と主人公に思わせようと嘘の事実を言って主人公を楽園へと至らせようとした、
でも、主人公は、梨香や先生、凛音と接触しても仮想だと信じず安易に楽な方へと流されなかった。
故に叶が主人公を認識操作して、好きループしてみた。だから、今までの経緯はほとんど事実と思われ。
梨香は記憶操作、先生は内部犯なので演技ってことでFA。
要するに現実に起こったことを、主人公は施設で追体験したってこと、もしくは、直後に目覚めた。
どっちにしろ今までの事件は間違いなく現実で体験済み。
でも他がヴァーチャルとなると、現実である叶解体ENDや合歓の焼鏝シーン時で叶見過ごしとか実験的におかしい気がする。
前者は叶は組織に見捨てられて、後者は合歓ざまあと傍観ってことかな。
まあそもそも叶のあの性格からして、デスゲームや密室時の拷問ゲーム、電流やコインランドリーのシーンとか実際にやると思えないんだが。
そこらへんは密室時のゲームは何故か叶だけ抑えめのプレイだったかつ叶が壮大なツンデレで主人公を合歓から奪うつもりで命賭けたって考えれば説明もつくけどね。
コインランドリーや解体殺人も観客がいて中止すれば不和を買う。だから組織が容認して、叶は従わざるを得ない。
そう考えると叶は下っ端かつ母親がスパイだったという微妙な立ち位置だから組織に逆らえなかったとかか。
解体殺人の「嘘」という驚愕の反応は心の底では無意識に主人公のことを信頼していたからでいいのかな?
んで何故組織が叶見捨てたのかというと、「彼女に深い絶望をお与え下さればそれで」
「ただ存分に愉しまれた後にこちら側に引き渡していただく」と作中でいっていたので
主人公が覚醒して叶より効率的に合歓を絶望させられると組織が考えたからっぽい。首輪は使者との会話時に外れるからこのエンドは恐らく現実。
ただ、首輪の記憶操作とヴァーチャル設定が便利というかチートすぎて、どこまで実際にやってるか判断が難しい。
いやサバイバルゲーム時に叶が死んだのにちゃっかり生きてたという事実があるから、どれが事実かこんがらがる。
そもそも仮想と記憶操作は叶の言動と首輪の有無でしかわからないわけで、そうなるといくらでも改竄が可能、
また叶が記憶操作で実は死体はダミーで夢を見せている、首輪が外れたのがそもそも記憶操作だったというオチにもできる。
そうなるとなんでもありになっちゃうからさすがにそれはないか。
また、合歓に危害や死の可能性があるのは研究の責任者としていいのか疑問が残る。
いや首絞め直前回避できたけど、結果論であっていくらでも不意の事故で死ぬ可能性があった気がする。
叶が親を追放された理由が合歓にあるから、怨んでいて不慮の事故で死ねばいいのに、と思っていた、組織が不測の事態に備えて遠隔操作が可能とかで説明がつくか。
叶の感情的に実際主人公をどう思っていたのかも気になる。
主人公飼育で悦に浸ってた、真実知っても主人公が本当の叶をみようともしなくてイラッてた、
裏も表も本当の自分発言、学校では普通に友達関係、賭け時の合歓や主人公への言動、主人公がありがとうと言った後の反応、trueで命奪われるも主人公へ合歓へ引き渡す。
このあたりで壮大なツンデレ認定した。そう考えるとあの腹黒も全然許せる。
まあ結局本人は主人公への歪んだ愛情感情には無自覚で、
自分の善意に気づかずに逝ったっていうのも悪役の叶らしい最期だった。
それと、合歓は、演技上手すぎってレベルじゃない。
にしても合歓は賭けに勝つためにレイプやらリンチやら殺害やら頑張りすぎ。
凛音さんをコンクリ埋め立てにして公衆便所女にまでする必要あったのだろうか。
達磨で、部分部分が壊死とか泣いた。
冷静になると全部憎まれて殺されるための演技?ってなる場面がわりとある。
■主人公
→破壊衝動の設定について。組織に植え付けられた、あるいは、凛音の母親に逆レイプされた過去のトラウマで主人公の内面暗黒化。
前者だとなんで安易で楽な方に流されないのよとしきりに叶が言っていたから 組織が破壊衝動を植え付けたともとれる。
後者だと、おっさんが主人公に戦闘訓練をさせなかったのも合点がいく。
どっちの設定でもいけるな。そもそも脳をいじり繰りまわされてつぎはぎだらけの記憶になっている時点でおかしくなっていてもなんら不自然はないか。
ただ、合歓がゲーム開始早々で指摘したことから、組織が主人公が破壊衝動をもっていたということを知っていたと思われる。
■凛音
→主人公の子どもではない。母親と凛音ともに誤認識している。
主人公が攫われたときに既に凛音の母親に子どもがいる。凛音はそのこどもで両性具有。
主人公と凛音の母親がH→母親妊娠→その母親の受精卵を組織に受け渡す→その成果で凛音が両性具有女になる
→母親が凛音虐待→組織が教団を壊滅させる→組織が遺伝子操作の抗体もった凛音の身柄を拘束→記憶消したゲームに参加させる→ゲームの記憶があったのは長い間組織に拘束されていたから
それにしても凛音さんは個別では発狂するわ、他ルートでは達磨になるわ、不遇すぎた。
頭痛くなるのとしきりに罰を欲するのは、男になれなかった自分への戒めと人格障害、幼い頃のトラウマってことかな。
一番好きなキャラなんだけどなあ。
trueで疑似でありながらも主人公に父さんと言えたことが救いっっちゃ救いだけどなんだか可哀想だ。
個別エンドは唯一楽園状態で終わるエンドだからなあ。
おかしくなったけど楽園到達して救世主を受胎したので、まあ幸せっていえば幸せか。
ただ、後々のことを考えると楽園の実験を酷使されて、組織に使い捨てにされるエンドが見えて鬱。
気になったこと。凛音が洞窟脱出時に足を引きずっていた理由と主人公のしるしの意味で回収されたっけ?
足引きずっていたのは読解力不足か読み落としかどうかわからないけど、説明無かったような気がする。
しるしは教団が主人公を拉致した時に凛音の母親がつけたとか一応推測できる。
凛音の教祖パワーは謎。
宗教信仰が突き抜けると、使命のために痛みすら感じないってことか。
■合歓
→ユーフォリアの意味、パッケ絵、回想1番目、花言葉で真ヒロインと予測可能だった罠。
■梨香
→アクリルプレスシーンでみてるだけをつい選択してしまう。こういう物語に必須のうざキャラだった。いや本当製作者の罠にまんまとかかったでござる。
支配者ゲーム後の反応から察するに、典型的な馬鹿な子っぽい。何も考えずに流されるキャラ。
このルートは合歓絶望楽園行き。ラストは現実かな。
■委員長
→疑ってたけど、シロだった。電気椅子で興奮してごめんね。
■ガスマスク
→先生とかないわー。かなり期待していたのに、先生かよと。わりと大分萎えたというかがっかりした。
先生ルートはラスト国外逃亡で多分現実。
■主人公のおじさん
→傭兵。
所在があやふやなので、内部処理で消されたっぽい。
■校舎の死体
→生きてるけど直に死ぬ。支配者ゲームで仮死状態になった合歓側の生徒。
用済みになったので意識操作で冬眠状態で実験行き?
■設定
→某短編漫画やelfの某打ち切りゲー、某星大海ゲーム、某作、某哭を思い出した。
尻連結で螺旋思い出した。学校監獄で灰被り思いだした。
■密室部屋
→前座すぎ。いやこの展開も十二分に楽しめたからいいけどね。
ただ、キューブ的な脱出劇や過去のサバイバルゲーム的な展開も見たかったかも。
支配者ゲームで主人公が突き抜けて積極的に参加する展開や叶解体後のその後の調教も欲しかった。
■声優コメント
→とりあえずクリア後の先生のコメントは聞いとこう。
■モールス信号
→意味あったっけ?読み逃したかな。
■小ネタ
→合歓の暴行シーンをスキップしながらみると北斗百裂拳がみれる。
■「■■に■■を■■したから」「■■を■り■■■もらいたいの ■■■でもいいのよ」
→「舞台にメスを用意したから」「心臓を抉りとってもらいたいの 脳味噌でもいいのよ」
こんな感じか。
■プレイ後
→はがきを送って設定資料集もらおう。後、応募券保管。
■黒幕・組織
→あの叶解体時に出る使者及び首謀者を叩き殺せないんですか。
テーマから逸れるからやらなかったんだろうけど、やっぱり組織潰したい。
■trueラスト
→合歓の記憶を失わせたのは叶っぽい。
主人公消える→合歓耐えられず発狂or主人公の記憶があると絶望できず楽園へ至れないと組織が判断→組織が合歓の記憶消すのを指示
→叶が記憶消去の担当に名を挙げる→全部消すのは不憫なので、猫を飼ったり、星を見たりするという約束だけ記憶を残す
→だから最後に再会した時に、記憶は消えたけど約束は思い出せた
こんな感じだろうか。あるいは、捻りなくそのまま発狂して、自分から幼児化したかのどっちかかな。
でも、前者がいい。
叶が裏切ったのは、組織に身体はってまで扱き使われたから、合歓に情が移ったから、
賭けに負けたので約束を果たすため、組織に対する親への意趣返し、主人公にツンデレ
こんな想像すると幸せになれるよ。
記憶とんで幼児化したのは、主人公を助けるためとはいえ残虐非道な行為をしたため、
今までの報い的な意味かな。
でも、この後叶すら逃げられなかった組織から主人公達が逃げられるのか?って考えると
心中エンドか結局組織に連れ戻されて楽園エンドになるとしか思えないんだけど気のせいだよね、うん。
■ライター
和泉さんの担当って凛音ルート後半なのか。あの宗教超展開のシーンは正直きつかった。
一番プレイ進行が止まったところだった。今回は和泉さん残念賞だな。
■評価
→正直trueやるまでただの脱出出落ちの宗教夢落ちの監禁スカゲーじゃねーかと思ってました。
オールコンプ後、全力で土下座した。
以上
全てを知った上でもう1回やったら、ゲームの印象が大分変わりそうだ。
仮想空間と記憶操作のせいで何が現実で何がヴァーチャルかこんがらがった。
各々のルートでの首輪の有無とかもうる覚えだし2周目やるか。