前半は笑えるけど、後半で一気に失速する残念な作品
前半～中盤までの馬鹿ゲーのノリはよかった。
軽快な会話でテンポよく、くすりと笑えるシーンも多数あった。
主人公のキャラも冗談をジャブみたいに使いこなす面白いタイプで大変よろしい。
ただ、後半になると霧で無差別エロ展開、とってつけたような尻切れトンボの微妙なシナリオだった。
前者の無差別エロだが、
前作BIFRONTEでも思ったけど、無差別エロは陵辱ゲーや特殊な世界観以外ではやめた方がいいね。
どのルートでも主人公が何人ものヒロインとＨしているのには、違和感を感じる。
後者のシナリオだが、
ラストルートで一気に真相が明らかになるのはいいんだけど、その前に他ルートで伏線が全く皆無なのがいただけない。
どうせなら流花のルートも作ればよかったのに。
あのプロローグは何だったのか。暁ワークスの僕サダを思い出した。
友人の親子設定や記憶忘却の設定等、素材はいいのに調理がへたなのが勿体ない。
以上
前半のまま、終始ギャグゲーだったら良作だったかもしれないと思うと惜しい。