普通に優秀な作品、そこまで年季も感じさせないし。 でも、45 = フィアツィグ・フュンフ等のドイツ語ミスには冷めた・・・
始めは辻褄が合わず、後に謎が少しづつ解けていくといったミステリー・SFといった展開が好きならプレイして損はないはず。
元々高得点が付いてるゲームだから今更良い所を書き記しても変わらないと思うので、省略。
残念だった点は、基本的にエロゲーやADVって実は結構作中にドイツ語が浸透・使われている事が多いが、
大抵間違って使われている事が多く、EVER17みたいな優秀な作品でもそれが例外ではなかったのが少し残念かな。
折角シナリオ等に力を入れても、小さな盆ミスが結構雰囲気をぶち壊せるのを再確認できた作品でもある。
発音が少し間違ってるとかそういった次元ならまだあれだが、ドイツ語で数字を言う際に数字が逆とかって・・・
45はフュンフ・ウンド・フィアツィグだが、ゲームでは声優がフィアツィグ・フュンフとかまんま英語・日本語式で言ってる。他の数ももちろんそう。
作中では少し重要な部分でドイツ式では日付は月日年で記されると説明されるが、これも間違っていて実際は日月年・・・
その他LEMU内のコンピュータなどのディスプレイに記されているドイツ語など含めると数え切れない間違いが・・・
こういった、その言語を学んでいる大学生にでもちょこっとバイトチェックさせればすぐ見つかりそうなミスが大変多いため、
ドイツ語ができれば得するところもあれば大いに損もするかなと、この作品だけに限った事ではないけど。
こういったところって後にでてるPSPバージョンなどでは直されてるんですかね、プレイしてませんが・・・・
こういった点と、作中の１・２箇所個人的にこれはどうなのといった部分がなければもう少し得点が高かったかなと思います。