文句なしのドラマ。 長文はオールクリアしてない場合読まない事をお勧めします。
まず個人的にはストーリー上オカリンは世界線α、β以外にも全く別の世界線を通って来ていると思ってますが、どうでしょう。
まずオカリンの出発点となる始めてドクター中鉢の発表会に行った世界線ですが、あれをβ世界だという場合、β世界線はオカリンがもう一人のオカリンにクリスは死んだと騙される世界線でしょう。 要するにあの世界こそが元々クリスの死なない世界線、そしてシュタインズゲート。
その後のメールでオカリンはα世界線に移行して知っての通り大冒険をしてまた元いた世界線βに戻ってきます。しかしこれはそう思わせているだけで、実際オカリンはこのとき全く今まで来ていない世界線に移ったと思われます。この世界線を勝手に世界線Cと名付けた場合、世界線Cはクリスが本当に死んでしまう世界。(オカリンが自分で殺してしまいますので。)世界緯Cの過去でクリスの救出に失敗したオカリンがまた未来に飛ぶ。この時プレイヤー視点のオカリンと全く同じ経緯を辿ってきた未来のオカリンからのムービーメールが届きます。よってこの未来のオカリンこそシュタインズゲートに到達した15年後のオカリンのはず。
そう考えると未来が定かではないはずのシュタインズゲートの世界線の構造と、やはり既に決まっている未来が垣間見えた気がしますがどうでしょう。
オカリンが出発したβ線こそがシュタインズゲート世界。由ってオカリンは色々と寄り道をした挙句また元いたシュタインズゲート世界線(クリスが7月28日に死ななかった世界)に戻ってきた。
そしてSG線に戻ってきてからもオカリンの戦いはまだ続いているはず。2025年までにSG世界線からC世界線の過去にムービーメールを送れる技術を完成させないといけないから。
そしてこの世界でも三次世界大戦が起こったはず。未来の自分と同じ世界から鈴羽は過去に送られてきたはずだから。そしてそこでは三次世界大戦が起こっている。
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と、ここまで書いてパラドックスが。。。
うーぱを入れ替えたのだからSG線上で三次大戦の種となる論文は消えたはず。よって鈴羽がこの未来から来た可能性限りなく0に近づく。
ただし鈴羽が別の未来線からトラベルした来たのであればそれこそ話がまた無限大に広がってしまい収集がつかなくなる。
個人的には、鈴羽が三次世界大戦が起きたと言っているのも世界を騙す一環のトリックとして嘘をついているということで勝手に決着をつけています。SG線上の未来のオカリンも過去に鈴羽に会った際そう言われていたので、鈴羽を過去に送る際に同じ嘘をつくよう託したのではないかと。(真実に中に嘘を一つ隠す形で)
少なくともこう解釈すれば私的には一つの過去から未来へ流れる流れ(環)が出来上がる感じがしますがどうでしょう。感想というより私なりの複線回収でした。