いい意味でも悪い意味でも安定のAXL
さすがにAXLは安定してる。いつも通り十分な良作と言える。
円先輩の出生やら純の幽霊を見たがっていた理由やら、早々に気付いてしまう重要フラグが複数あったりしたので、そういう意味では予想を裏切るということも少なかったので物足りないと感じる人もいるでしょうが、そういう意味でもいつものAXLかと。
相原先生に関してもいつものAXLだと多分この辺が怪しいな~と踏んでいたのがドンピシャだったため、所謂「な、なんだってー!」みたいな感じはなかったけど、まぁそれはそれで最近のゆとり層向けな感じもするかなぁ?という印象。
主人公は残念すぎるレベルで鈍感。
いくらなんでもあれだけエストに懐かれてたり純が態度に表していたりするのに気付かないのってお前どれだけ鈍いんだよ?と言わざるを得ない。
サブキャラは幸太も裕信も凄くいい味出してる辺りさすが。特に裕信の残念ハンサムっぷりが素晴らしくて彼の存在がいいアクセントになっていたと思う。
各ヒロインに関して、個人的嗜好もあるが、榛名が可愛すぎる。
あのツンドラ毒舌が段々と快感に変わっていく。Mじゃないけど。
デレた後の「……むぅ」が可愛すぎて死にたくなるレベル。あれはやばい。
後は円先輩も青山さんの力もあってとてもいい味出している。というか青山さんさすが。
エストはまぁ普通。純は…うん、残念な子。
総評として、まぁAXLの他作品好きならまぁ問題なくプレイ出来るかと。
相変わらずのSD絵の良さやテンポの良さがあったし、十分満足出来ました。
やっぱり名作にはなれないレベルではあるけど、AXLにはこれからもこれと同等かそれ以上のレベルの水準の作品を安定して提供していただきたいものです。