説明不足で伏線回収不足。
世界観はいい。雰囲気もいい。笛さんの絵はさすがにいい。音楽も意外とよかった。
ただしシナリオは個人的にはほとんど評価できなかった。
アルマンドに関してや何故墓守という仕事があるのか、主人公が両親に捨てられた細かな理由などいたるところで説明不足。伏線投げ出しもいいところ。
カードゲームしてると思ったらルールとかの説明もおろそかだし、結局最後までやっても何となくしか把握出来なかった。
個別シナリオに関しても、ハッピーエンドと言えるものが…。
ヘレンは結局人間であることを捨てた上妖精になったということはモニカやヘレンの母のように病に陥る可能性大。
モニカは結局病の改善が見られないままだからあのままいったら長く持たない気がする。
コレットはあの妖精大量のどうするんだ?
サラは結局水曜の墓守になり、二人とも常に危険と隣り合わせの状態。
コレットとサラはまだマシなのかもしれないけど、結局のところ墓守であることをやめたり抜本的な解決に至るルートはないし、妖精二人は病が進行していっているため、一般的な意味での幸せにはなれないと思う。
結局残ったのは後味の悪さでした。