導入に注力してる催眠ゲーでは珍しい作品。即堕ち、キモ主人公、変態性に偏りがちな催眠ゲーの中で、そういったものと方向性の違いをはっきり示し、成功していると思う。
個人的には催眠ゲーの中では一二を争う出来の作品
一言にあるような催眠ゲーが嫌いというわけではないが、ほとんどがの催眠ゲーがあてはまるので飽いてるというのも大きいかもしれない
絵やキャラや話の流れといったものがかなりよくかけているのでミドルプライス作品で尺の問題が出てきたり、せっかくかわいいサブキャラがモブどまりというのが残念
作品の内容は
三人いるヒロインの個別では
手品として催眠に手をだして、ヒロインたちに合意のもと導入していく部分、催眠にかかったヒロインに引かれて徐々にHな行為に手を染めていく部分、ヒロインを完全に催眠の紺とロール下におさめて(一応)彼女化させる部分の三分割といったところ
あとは各キャラを攻略後に手品として三人をお披露目する(一応主人公の最初の目的)というハーレムエンドがある
徐々にヒロインたちが催眠を受け入れていく描写が秀逸で、無防備になっていく姿がすばらしい
一方でミドルプライスなので、本番の回数が少なくサブヒロイン組みの扱いがしょぼいので、本番しか興奮しないんだとか、サブ三人のだれか目当てならお勧めはしない
導入に関して興味がない人は三人とも同じように導入が映るだろうし
あとは催眠ゲーなのである程度しょうがないが、催眠は万能じゃないというのを口すっぱく強調していたわりに、最後は結構なんでもありだったので
そこらへんの整合性といったものに?がつく人もいるかもしれない
やっぱ尺の問題かやや急
CGと立ち絵に関しては絵も塗りもすばらしいしエロイとしか言いようがない
今までやった中でもトップクラスに気に入っている
うつろめが好きな人間にはたまらない
キャラも抜きゲーにありがちな設定だけあるようなキャラではなく、導入を通してどんな人となりかがしっかりと描かれているので大変高評価
もうすこし色つければ抜きゲー以外にいてもわりと通用するくらい魅力的に描けていると個人的には思っている
総括としてはやりたいことがはっきりわかる上に丁寧作られていることもわかりほとんどの部分でハイレベルな抜きゲー
惜しむらくは何度もいうが、フルプラで彼女化させてからの本番回数があり、モブにも力が注げたら物足りないという感想すら抱かせないすばらしいゲームになりえたのではないかというところ
新ブランドなので、続編または新作をこの系統この絵でだしてくれることに期待
今回の主人公はキモくはないがわりと低スペック劣等感の塊(解決法が一応ポジティブだが)みたいな人間なので、普通以上のスペックの人間が催眠を行っていく作品というのも面白いと思うので是非