荒削りながらも力の入り方がわかる意欲作、次回作にきたいしてしまう
調教凌辱ゲーに関しては（良くも悪くも）安定のBISHOPが大作（下火だったしそもそも数ないんだけど）SLGをだしましたという感じ
こんな感じのギミックついた作品なら特別授業とか満淫電車でもそうだから不思議じゃないけど
雰囲気が昔のBISHOPっぽく、アヘ顔路線ではないので個人的には好みのほうにいってくれたなと、初調教ゲーはSLGだったので
それでもアヘ顔が多少でてくるけど、このくらいならアクセントとしてOKだとおもう
ヒロイン３人についてはなかなか魅力的だと思う
うらんでる娘の早紀と嫌われてるありさ、憧れられているおっとりした人妻美香子は三者三様でよかった
まぁ日常的な前ふりが皆無にちかいので、ある程度ものたりなかったり、妄想でおぎなうしかないのだけど・・・BISHOPだしね
ただし早紀は実娘なので注意、愛情に目覚めるとかもないのでそこも注意
イベントの調教調教は焼印やら首絞めまであり、またBADエンドじゃヒロインもスプラッタに巻き込まれるので、いつものBISHOPよりはかなり過激に冒険したといえる
SLG部分部分についての感想
まず、全体としては初（たぶん）SLGということなのでノウハウがなかったのかなというのが目に付く
もちろん、力がはいっていて決して手抜きではないのだけれど惜しいなぁといった感じ
SLGはたしかにプレイするのに手間がかかるものだはあるのだけれど、別に手間をかけるためにSLGをやるわけじゃないということをわかってほしい
ありていにいうと難しいんじゃなくてただめんどくさい、行動が制限されるシステムはNG
そういや昔のBISHOPも攻略めんどくさかったな・・・
以下具体的に思ったこと
近作のSLGの目玉は間違いなく反応の変化の量だとおもわれる
従順度で落ち前３＋奴隷化に加えて、調教受容度で快楽か苦痛か普通かで３段階
さらに感度でヒロインの各部に対する慣れに加えて、体力減時のまぐろ状態とかなりのものである。まぐろ状態でグロッキーなヒロインをいじくるってのは個人的にどストライクで賞賛もの
ここまでのコンセプトはいいんだけど、問題はこの反応量で調教項目をそこらへんのSLGより多くして、かつイベント調教にもそこそこリソース割いてしまったため通常調教が短いこと
だいたい、多くて一項目20クリックくらいじゃないかな
自分が少し短いとおもってたブライティア無印でも50クリックくらいはあった（確認済み）
この量じゃせっかくの変化も楽しむことは難しい。セックスなんか最初から挿入してるし、アナル初セックスも感慨ないし・・・処女エンド作るくらい力いれてるのに
せっかく反応が変化してもプレイヤーへのご褒美という感じにはなれない
反応量はすばらしいので調教項目を減らすことで１項目の質をあげたほうがよいと思う
ひとつの項目で複合的に責めることもできるし、受容度で変化もつけられるので
あとあらゆる調教状態で、同じ項目に使われるCGが１種類っていうのも味気ない原因のひとつかもしれない
調教SLGはCG使いまわしてなんぼなので使いまわし上等なんだけど、同じ項目でずっと同じCGよりはDEEP２みたいにCGがいろいろ変わるほうがいいな
CGの使い方もかなり偏っていて１キャラエンド受容度別に３エンド、３屈服イベントはいい発想だけれども
なんでBADで受容度別３シーン分CGをつかってしまったのか、しかもスプラッタものだし
確かにインパクトあったけど１つに力いれるだけで十分だっただろうにこのBADエンドわざとやらなきゃ見れないレベルだし
イベント見るためにも、派生調教項目出すためにも項目回数がシビアに（たいてい10回とか20回くらい、だけど一日の調教で出来る調教は５回だけ）かかわってくるため、下手すれば脅迫、屈服イベント以外みないで奴隷化してしまうこともあるわけで
へんなとこにCG割かずに普通の固定調教イベント増やして条件緩めればせば、イベント調教がすかすかという気にもならなかったとおもう
アジトシステムで調教パラ弄るのもわるくはないけど１種類しか記憶ないから調教の傾向かえるたびに操作性のわるい配置をしなおさなくちゃならずめんどくさい
SLG部分の数値弄りに関しては数値を管理するっていう点では本格的なSLGを期待してはいけない
調教項目、感度の上限等々が多すぎるし、5回以下に限定されちゃう調教回数や受容度操作するためにプレイがあるていど偏ったりと制御するには変数多すぎ、条件厳しすぎ
インターフェース的な意味では、反応量で勝負しているならスキップの充実も必要項目
調教項目選択時にセーブできない、調教回数ログみれないなどもよろしくない
あとなぜフィーバーモードにはいきなり怪しい薬を使うのだろうか、裏教師といい
と、だらだら不満だった点書き連ねてきたけれでも、調教ものとしてはよくできているとは思うし、あげた不満点自体はどのように改善するかはともかく次回作でさくっと直せるようなものだと思うので、今回の経験を生かして是非調教SLGをつくっていただきたい
必ず2010年代を代表する調教SLGになると信じています