ループ物の特徴として、伏線の回収がヘタなことが多いと思いません?
私の所感としては。1週目のループ部分→OPムービーが盛り上がり最骨頂で、そこからズルズルゆっくりと下降し、記憶を取り戻して一気に急降下、でした。
CG。原画家さんが2人ですが、それぞれが担当するキャラの絵に差がありすぎて違和感ありすぎです。それに、他の皆さんも仰りますが後半の崩れ方はヒドい。「あれ、この作品って同人ゲームだったっけ?」とか思ってしまうくらいヒドい。グロはそれほどでもなく、こういう作品を読み慣れていればどうってことないレベル。リミッター必要か?
ループ物の特徴としてまぁ大概の原因は魔法とか不思議なパワーだったりするのですが…。しかしこの作品の超展開はすごい。なにがすごいって、安っぽい超展開で開き直っているところ。魔術とか色々な要素に手を広げすぎて乱暴に纏めた感があり、かつ伏線は少なく…、とても物足りない。たとえ破綻なく辻褄があっていたとしてもコレだけじゃぁね。
とまぁここまで酷評してきましたが、個人的にかなり惜しいんです。適度に萌えがあるし、サバイバルナイフでの演出なんかはかなり良いです。狙いすぎなキャラはあまり好きになれないのに、何故かたまきにとても萌えました。前半の進行も問題ありません。恐らく伏線の張り方と回収の仕方をもう少し緩やかにすれば良かったのではないかと。ともかく、こういう「18禁ゲーム=エロだけじゃない」的な作品がもっとやりたいです。