演出とメッセージ性に特化した作品。各ルートで繋がりが薄すぎるのが問題かな
詩乃以外のルートで明かされる大切な情報は無く、個別の話は面白くも
詰まらなくもないレベルの物でした。
ヒロインが可愛いと思えれば・・・って感じです。
冒頭をプレイして気に入ったヒロインが居なかったら、
共通と詩乃√、trueのみやれば良いと思います。
個別√の情報がtrue真のヒロインのルートに活かされるという事は
少なくとも9割以上は無いです。
そういう意味で完成度は高いとは言えないですが、主人公と未喜、漣さんと詩乃
が好きになれて、終盤では主人公に感情移入して楽しむことが出来たので、作品
としては高評価です。
自分は個別から夢(voiceoff)あいり(voiceoff)詩乃(voiceon)未喜(voiceon)
って感じでやりました。
細かい粗とか矛盾とかは気になってしまうのですが、そういうものだと後から説明されたり、
説明されず終わったりするので、設定について考えながらやるのはお勧めしないです。
実際時計がかなり曖昧な設定で、言ってしまえば作者の匙加減でかなりどうにでもなる
という物になってます。
ですのでそこはスルーして
キャラクターの心情と行動に焦点をあてて楽しむとゲームを楽しめると思います。
ネタバレになってしまうのですが
結果より過程を大切にしてみても良いのでは?その時間、時間を
精一杯生きることが大切だよっていう感じでしたね