貧乏にもめげず前向きに生きる兄妹の話。妹好きな方にお勧め。幼なじみや隣のお姉さんも○
主人公は妹たちの生活のために一生懸命バイトする勤労学生です。
妹の小鈴は新聞配達、まゆは家計の節約とみんなでがんばっているのですが、
それでも暮らしは全然楽にはなりません。
揚げたパンの耳や具なしカレー、くず野菜鍋などを食べ、
新しい運動靴や浴衣も買うことができないという貧しさです。
しかし悲壮感はまったくなく明るく前向きなのが良いですね。
商店街の人々もなにかと協力してくれます。
姉妹は根っからの貧乏性が染みついており貧乏くさいですが健気でかわいいです。
貧しい生活にも愚痴ひとつこぼさず清貧といった言葉がぴったりな良い娘たちですね。
「兄ちゃん」(小鈴)「お兄ちゃん」(まゆ)と呼んでなついてくれるのもかわいいのですが、
家族っぽさが出ているせいかあまりエロい気分になれないのはアレですね。
そのほかのキャラも良かったです。
幼なじみの鮎は鈍感な主人公への想いがなかなか伝わらないところが良いですね。
お隣の芳実さんもマイペースでほんわかしたお姉さんなので癒されます。
妹の小鈴とまゆがどのシナリオにも頻繁に登場するメインですが、
鮎と芳実さんも話の長さやCG・Hシーン数もメインと同格扱いですので
この二人が目当ての方でも問題ないと思います。
ただ先生だけは話も適当でCG・Hシーンも少ないサブキャラ扱いですので要注意。
誤字脱字がかなり多かったのが気になりました。
きちんとチェックしていただきたいと思います。
お気に入り度★★★★☆☆☆☆☆☆