現代版必殺仕事人的な感じかな?
本作はエロ、グロ、バトルと揃っている作品です。
まぁ、グロといっても脳みそグチャーッとかはあまりない(はず)なので、スプラッタが苦手な自分でも大丈夫でした。
シナリオは、
死刑制度が亡くなった時代、悪事を働いても最悪無期懲役なので人々が悪事を軽く見ているという設定ですね。
そして、イヅナと呼ばれる者が恨みによって雇われ死なないとたかをくくっている犯罪者を殺すと言った感じでしょうか。
設定的に主人公はかなりの修行を積んでいるらしいのでかなり強いです。
そりゃもう銃弾とかかわすほどに。
ちなみに~~の章・第一話みたいな感じで別れているので、次回予告とかも結構楽しみにしながらプレイしてました。
ヒロインは三人(+1かな?)となっています。
主人公の主人である極道の八代目。
八代目に使えるイヅナ見習い。
警察官の娘で頭がいいらしいクラスメイト。
最後の一人は自分でご確認ください。
エロは結構多めでしたね。
シナリオ的に悪意ある人間を多くみられるわけですが、当然のように援助交際やレイプなども含まれていますよ。(そういえば、ヒロインレイプは一つしかなかったな)
だけど、謎の妄想Hは必要ないだろ。
そして選択肢の数も多い!
自分は最初は選択肢ごとにセーブをするタイプなので一つ一つセーブをしていくと、90ちかくセーブしていました。
ほとんどが一方こちらではとか、裏話とかなのですがそれにしてもここまで選択肢を増やす必要はあったのだろうか……?
後から補完するのに苦労しただけに疑問が残ります。
さて、総評的には好評価となっていますが首をかしげる点もあります。
音遠うんぬんのくだりが必要なかったように感じるんですよ。
シナリオにもほとんどまったく介入してこないし、彼女たちがいても特にシナリオに影響があったわけでもなく、とってつけたような血縁関係の設定に首を傾げられました。
続編を出すつもりで書いたのかもしれませんが、音遠のキャラは悪役としても魅力的でそれだけにこんな中途半端では残念で仕方がありません。
まとめ
悪人をバッタバッタと殺していくのは爽快感がありましたし、主人公の未熟さやサブキャラの恋愛なども書かれていたのがとても新鮮に感じて良かったですね。
物語の性質上、後手後手になるので被害者は基本的に死んでしまうんですが、もう少し救いがあればよかったのになぁ。(盲目ロリとか)
続編がでるのであればそれにも期待したいですね。