ErogameScape -エロゲー批評空間-

merunoniaさんのツユチル・レター ~海と栞に雨音を~の長文感想

ユーザー
merunonia
ゲーム
ツユチル・レター ~海と栞に雨音を~
ブランド
Lily spinel
得点
78
参照数
414

一言コメント

steamのロープライスのお嬢様学校を舞台とした百合ゲーです。脅迫からはじまる恋という設定から、王道な展開ながらも、二人の主人公(ヒロイン)が互いに自分の気持ちに向き合う綺麗な作品でした。気持ちのすれ違いに学生らしい甘酸っぱさを感じながらも、お互いがお似合いだと思える組み合わせだったと思います。前半はネタバレなし感想、後半にネタバレあり感想と、百合ゲー所感です。短めでまとまっているので、百合ゲー好きならお勧めです。

**ネタバレ注意**
ゲームをクリアした人むけのレビューです。

長文感想

前半にネタバレなし感想。
後半にネタバレあり感想。



steamより発売されたロープライスの百合ゲーです。
以下公式ページの説明より引用

────────────────────────────────────
『脅迫状から始まる恋、いつしかあなたに惹かれていく――』
【STORY】
エスカレーター制の私立桔梗女学園では小等部から大学部まであり、多くの少女たちが
携帯電話・スマートフォンの学内での持ち込みが一切禁止されていて、
今でも手紙文化が主流として残っている。

桔梗女学園に通う生徒――湊汐里(みなとしおり)は
ある日、全く知らない先輩である、
倉橋海琴(くらはしみこと)に告白される。

汐里「告白されてるはずなのに……どうして私、睨まれてるんだろう」

それでもせっかく告白してくれたのだからと、
いい関係を築ければと思い、告白を了承する。

学内で人気の少女――倉橋海琴(くらはしみこと)はある日、
1年生の少女・湊汐里(みなとしおり)に告白し、
付き合わなければ妹である倉橋結海(くらはしゆみ)に
危害を加えるという旨が書かれた脅迫状を受け取る。
悪戯だと思っていたが、結海が怪我をしたことを知り、
結海を守るために汐里に告白する。

海琴「脅迫状まで送って……そうまでして、私と付き合いたかったの?」

犯人を汐里だと思い込み、付き合い始めた海琴。
海琴に少しでも振り向いてもらおうと奮闘する汐里。

紫陽花の咲き誇る6月の鎌倉で、
お互いを知らないまま、脅迫状によって導かれた二人の関係。
歪んだ恋の関係が、始まっていく――
──────────────────



上記の通り、脅迫による告白からはじまる恋愛が新鮮でした。
海琴先輩と汐里さんという、『先輩と後輩』という関係からはじまる恋。
お互いを知らないままに付き合いはじめ、誤解から始まる恋はすれ違いをし、そして最後にお互いのことを知っていくことで、自分の恋を認めていくような作品。

特に主人公の海琴先輩、汐里さん二人視点が丁寧に描かれるのが特に良かったですね。
海琴さんがデートで思っていた何気ない言葉は、汐里さんはどのように受け取っていたのか。あの緊張した表情の裏では何を考えていたのか。

シナリオを二人の視点で切り替えながら見ていくことで、お互いの距離感を俯瞰しながら見守ることができる丁寧さが何よりも良かったです。
しかしながら、同じシナリオを単純に視点を切り替えながら2回見ることにもなるのでここは一長一短部分でもありました。
丁寧に描かれる分、どうしても重複する部分もあるため、じっくりと見守っていくような作品だと思います。

そういう意味では、作品背景が6月の梅雨の時期ということもあり、しっとりとした雰囲気の中にも穏やかに流れていく時間が、絵柄や雰囲気に合っていて読んでいて気持ち良かったです。
展開が早く進んでいくような作品ではないですが、百合をテーマにした作品らしく
二人のすれ違いに時にはやきもきしたりしながらも最後の幸せな姿に安堵できるような、ほっこりするような暖かい作品でした。

ただ、脅迫が恋の始まりですが、肝心の脅迫部分は何も解決していないためこの部分は続編に期待ということでしょうか。

ロープライスらしく短めにまとまった作品でとても良かったです。
お嬢様主人公の百合恋愛らしい王道な作品だからこそ、百合が好きな人ならおすすめできると思います。



以上ネタバレなし感想でした。
────────────────────────────────────
以下ネタバレあり感想です。


上記でも述べましたが、お嬢様学校の百合恋愛らしい王道なお話、とても良かったですね。
備忘録もかねて、
〇汐里さんの感想
〇琴海先輩の感想
〇総評
〇雑記 百合ゲーを色々プレイして
で分けて書いていきます。




〇汐里
汐里さんは、とにかく本当に、ほんっとうに良い子でしたね……。
お嬢様学校の主人公らしい、純粋で素直で、優しくて。
最後になって彼女の純粋さ素直さは、両親の放任主義による「他人の顔を窺ってしまう」がゆえの裏表と言うこともありましたが、それも相まってとても好感が持てる主人公でヒロインでした。
声優さんが「門脇舞以」さんなのもよりとても合っていたキャラだったと思います。

汐里さんは告白されて付き合うことになった側ですが、「地味な私にどうして告白をしてくれたんだろう」という知りたいという何気ない始まりだったのが、素直な彼女らしいなとも思います。
──────────────────
断ってしまったら、後悔するんじゃないかなと、思った。
それは恋に執着しているとか、恋人がほしいとか、そうじゃなくて。
きっと、私みたいな地味な普通の学生が──
誰かに告白してもらえるなんて、2度とないから。
それなら、向き合ってみたかった。
私に告白してくれた先輩のこと、もっと知りたかった。
──────────────────
最初はどうして私なんかにという疑問から、告白から始まる恋。
海琴先輩は汐里さんのことを敵だと思っているわけで、最初のギスギスした関係がね……見ていて辛かったです。
けれど同時に、汐里さんの頑張って会話を重ねていくうちに、どんどん海琴先輩が反応をくれるようになって、その度に嬉しくて笑顔になる汐里さんがもう本当に可愛かった……。本当に良い子なんですよね。
本作は『手紙』もテーマの一つになるわけですが、モテモテの海琴先輩、多くの手紙で埋もれる中で、汐里さんの自分の手紙を見つけてもらえた時の純粋な反応がもう可愛い……可愛い……。

こうして海琴先輩と会話を重ねていくうちに、自分の恋の感情に素直になっていく過程が本当に見ていて微笑ましかったです。
けれど、だからこそ、この恋が「海琴先輩からの好意ではなく脅迫から始まった恋だった」と明かされたときの、汐里さんの反応が本当に辛かったです……。
自分がどれだけ海琴先輩のことを好きだったかを自覚した分、それが自分への恋ではなく、「妹を守るために」付き合い始めたと理解した汐里さんの姿、雨の中で打ちひしがれる姿が本当に辛かった。
けれど汐里さんは海琴先輩の前では決してその姿を見せないのが本当に優しい汐里さんらしいんですよね……。

だからこその、そして汐里さんの一番好きな部分が、彼女の想いを手紙に書きなぐるシーンでした。
──────────────────
『海琴先輩へ』
『自分の中で、ゆっくり考えてみました』
『やっぱり、今の関係は間違っていると思うので、ちゃんとお別れしたいと思います』

『海琴先輩が私を大事に思ってくれているのはわかっています』
『私も、海琴先輩のことが、すごく大事です』
『だからこそ、苦しくて、辛いです』
『脅迫状の犯人を見つけたいなら、お手伝いします』
『だから、恋人同士じゃなくて、先輩後輩として、仲良くしてもらえたら嬉しいです』

『嘘です』
『付き合ってください。嘘で良いから』
『海琴先輩が終わらせたいって思った、その時まででいいから』
『私を恋人にしてください』
『恋人として、隣に置いてください』
『他の誰とも、付き合わないでください』

『誰のことも、見ないで』
『放課後の時間を、私にください』
『ちゃんと、笑うから。嘘なら、いくらでもつくから』
『ちゃんと、あなたの望む、可愛い後輩として振る舞うから、お願いします』
──────────────────

良い子で今まで素直で純粋な彼女から出てきた、想いの全部。
今までの彼女からは考えられなかった束縛、嫉妬それらの言葉がでてくるのは、海琴先輩のことがどうしようもならないほど好きになってしまったがゆえで。
そんな自分にすら自己嫌悪してしまう汐里さんの良い子っぷりが本当に……。

そしてこの手紙に描かれる言葉は、
『今日もお会いできるの、楽しみにしています』

どれだけの想いを押し殺して書かれた文章だっただろうかと思うと、汐里さんのことが本当に好きになる瞬間でした。

だからこそ、最後海辺の、本当の告白を経て、汐里さん海琴先輩と幸せになる姿は本当に見ていて良かったと思えました。
告白の言葉が、汐里さんの自分の嫉妬や醜い部分を告白しながらも、それらを受け入れてお互いのことを知った上で、一緒にいたいという気持ちを伝える内容が彼女らしさが出ていて、本当に良かったです。

もうその後のラブラブ姿は、想像通り良き良きでした。
琴海先輩にいじわるちょっかいされるたびに、「はわわわ」ってなったり、「いじわるです……」ってむくれたりする姿が可愛くて、もっと見ていたくなるほど可愛かったです。
とにかく何度も言っちゃいますが、本当に良い子なんですよね汐里さん。
だからこそ、幸せになって良かったと思えるヒロインでした。



〇海琴先輩
海琴先輩は、別の意味でお嬢様学校の主人公らしかったですね。
美人でモテモテで毎日ラブレターをもらうようなヒロイン。
けれど、「女の子特有の陰湿さ」に嫌気が差した海琴先輩は、「女の子のことが嫌い」というのが彼女の特徴でした。
まさに汐里さんと正反対だったなと思います。

琴海先輩の場合は、最初のうちは険悪でギスギスな関係だったけれど、会話を重ねていくうちに「汐里は良い子で本当に信じていいのかもしれない」、「でも脅迫してきた相手を信用してはいけない」という葛藤部分がね、見ていてやきもきしたり。
けれど、だからこそ許せないという感情とは裏腹に、汐里さんに惹かれていくのが見守っていて楽しかったなぁと思います。
でもそれでもまだ、『好きになる』ということに素直に向き合えないのが、海琴先輩のしがらみであり、特徴なんですよね。

その中で、海琴先輩で一番印象的なのが、一番最初の水族館デート後の会話です。
──────────────────
凪沙の言う通りかもしれない。
難しいことを考えず、このまま、汐里と過ごす日々だけを楽しんで。
一緒に帰って、時々こんなふうに出かけて。笑いあって。
友人というか、先輩後輩というか──、そういう関係で、いいじゃないか。
汐里だって、今までのことは忘れて、笑ってくれる。
それで、いいのかもしれない。

汐里:海琴先輩。私……ちゃんと、海琴先輩の恋人に、なれていますか?
海琴:……あ……

汐里の、無垢な笑顔。
ようやく、思い知らされる。
先輩後輩でいいだなんて、都合のいいことを考えてるのは、私だけだ。
(中略)
琴海:汐里は、すごく可愛くて……、すごく、いい子だと思うよ。
   一緒に落ちつくし……。

見当違いのことを言ってるって、わかってる。
だけど、今はそう言うことしかできなかった。
(中略)
いい子だって、わかってる。
だけどこの気持ちは──恋とは、違っている気がする。
汐里のことは、好きだ。嫌いじゃない。
だけどわからない。そこまでは、背負えない。
──────────────────

琴海先輩の場合、「女の子が嫌い」から、汐里さんに「一緒にいて安心する」という距離感にはなったけれど、でもこれが「一緒にいたい」好きという気持ちなのかどうなのかが分からないというのがとても印象的なシーンでした。
それは、脅迫から告白という後ろめたさであり。
過去から妹の結海、心許せる人にしか依存できなかったが故であり。
今まで恋に向き合うことがなかったからこそであり。
だから『そこまでは背負えない』のは、彼女の臆病さが詰まった言葉だと思います。

けれど改めてお互いの関係を見つめなおして、自分の恋心に素直になっていく姿が本当に丁寧で素敵なんですよね。
碧先輩に言い寄られる汐里さんを見て嫉妬する姿から、妹の結海に自分の気持ちを打ち明ける姿から。自分のことを無趣味で一緒にいて楽しいわけがないと自己嫌悪に陥りながらも、嫌われるのが怖いと思いながら、それでも一緒にいたいと自分の気持ちに素直になっていく。

そしてそして、最後の「2回目の告白」へとつながる言葉が本当に大好きなんです。
──────────────────
琴海:私、やっと気づいたの。汐里だけが……特別なの。
汐里:……嘘……。
琴海:嘘じゃないよ。
   私、恋とかしたことないし……、
   将来のこととか、幸せにするとか、言えないけど……。
   自分に自信もないし、また汐里を傷つけてしまうかもしれないけど……
   汐里を誰にも取られなくて、もっともっと、傍に居たいの。
   この気持ち……合ってる……?
   汐里と同じ気持ちで、合ってる……?
汐里:……わかりません……
   その、好きは本当に……、
   私が必要な、好き……ですか……?
   友達の、好きですか……?……後輩の、好きですか……?
海琴:……わかんない。
   そういう気持ちもないわけじゃないんだけど……
   汐里を……大事にしたいって、好き
   ……汐里に笑っていてほしくて、もっとずっと、傍に居たいって、好き
   汐里だけが特別な、好き
 ──────────────────

汐里さんにとって、自分の中の醜い感情に素直になって、『恋人として一緒にいたい』と向き合った後の、海琴さんからの本当の気持ちを伝える、心からの言葉が本当に素敵で。
好きと言う気持ちかまだはっきりしていないけれど、でも汐里さんにだけの特別な感情を、琴海先輩彼女だけの言葉で伝える姿が、今までの葛藤があるからこその言葉で本当に好きなんですよね。
そしてやっと二人が幸せに、本当に告白をしてくれたという見守っていて安堵する気持ちとが溢れるシーンでした。

最初に述べた通り、海琴先輩は汐里さんに比べて対照的なヒロインでした。
完璧そうに見えて、でも実は甘えたがりで弱くて、心許す人に依存してしまう、そんな彼女が、汐里さんに惹かれていって、自分の気持ちに向き合っていく姿は、見ていて可愛いというよりも安堵しながら見守る感情だったと思います。
正直、早く、早く想いを伝えてあげて……すれ違い辛い、早く琴海先輩自分の気持ちに素直になって……!!って思いながら読み進めていたわけですが、最後には幸せな二人の姿みれて、良かったと思います。



〇総評
王道的で、見守って安心できる素敵な百合物語でしたね。
二人それぞれの主人公(ヒロイン)どちらも自分の気持ちに素直になれない姿から、お互いに恋心の気持ちをすれ違いながらも伝えていく姿は、学生らしい甘酸っぱさと、恋が成就する幸せな気持ちとなれる楽しさがありました。

こう汐里さんの、素直そうに見えて、好きでたまらなくて「自分の感情を爆発させてしまう」という姿だったり、琴海先輩の完璧そうに見えて「自分の恋心に臆病になってしまう」というギャップさが今作品ではまた良いんですよね。


長所だけでなくて、短所もお互いが知っていく上で、それすらもお互いに惹かれる魅力になって、二人カップルになっていく姿。
王道ながらも堪能出来て楽しかったです。

久しぶりの百合がテーマの作品でしたが、見守っていてとても楽しかったです。
特にお互いの気持ちに向き合うという丁寧さがとても輝いた作品でした。

また続編があるのな……あるとすれば汐里さんの友達の真帆ちゃんと、誰でしょう……。楽しみですね。
ありがとうございました。




〇雑記 色々な百合ゲーをプレイしてきて所感

いや色々と言ってもまだ数える程度ですけれど、ちょっとずつ百合ゲーをプレイしていくと奥が深いなぁと少し思ったので、今作のツユチルレターも含めて感想。

基本はノベルゲーエロゲをプレイしてきましたが、ちょっとずつプレイすると、どれも三者三様、十人十色と、どれも違う楽しみがあったなぁと思います。

私がプレイした百合ゲーは、思い返すと
『きみはね』や『彼女と彼女と私の七日』、『屋上の百合霊さん』、『アトラク=ナクア』、『夢現Re:after』、あと『サフィズムの舷窓』も一応百合ゲーか……
この辺りをプレイしてきました。
そのどれもが、女の子同士の恋愛ですが、同時に違った魅力を持つ作品だったと思います。

例えば、
『きみはね』は、同じルームメイトの3人がそれぞれお互いに3組の√で恋愛模様を楽しむ作品ですが、同じ部屋の友達同士でも、恋愛の組み合わせによって違う姿が楽しめる良さがありました。
相手が違うだけで、受けと攻めが違うだけで、彼女たちの魅力はどのようにも色んな姿を見せてくれるのがとても可愛くて素敵でした。

『彼女と彼女と私の七日』は、百合ゲーの中でも『同性愛』という世間からの視線を真っ向に向き合いながら描かれたのがとても印象的です。今でこそ同性愛が認められつつある中ですが、この作品では一般的でない恋愛ということを描きながら、それでも同性を愛してしまうが故の葛藤、その恋愛を成就させるが故の不器用でもありながらまっすぐな恋愛の姿を見せてくれることが素敵でした。

『屋上の百合霊さん』では、群青劇ということもあり、たくさんの組み合わせカップルをたくさん見守るのがとても楽しい作品でした。例えば、後輩と先輩、たとえば仲良し3人組、たとえば同級生同士等々……学生の多くの立場から見るたくさんの恋愛模様を見守るのは、どの恋愛も彼女たちの『好き』が伝わってくる作品でたのしかったです。

『アトラク=ナクア』は、もうまさに比良坂初音というキャラ、姉様が全ての作品でした。人外×人間というテーマでありながらも、女という姿を見せながらすべては姉様のカリスマ性を魅せる作品でした。

こう色々振り返ると、百合ゲーでも、どこに焦点を当てるのかによって楽しさが全然違うなぁと思います。(何を当たり前のことをと思わないでもないですが)
同じ百合でも、組み合わせの楽しさがあるのか、
それとも女の子を好きになってしまう葛藤さか
様々な恋愛模様を楽しむような楽しさか
圧倒的女性のカリスマ性に惹かれる女性としての美しさの楽しさか。

そして、今作の『ツユチルレター』は、王道的な恋愛ながらも、お嬢様学校ゆえの楽しさと、『女の子特有の陰湿さ』を描きながらも、純粋な汐里さんに惹かれていくような学生らしい恋愛模様が楽しかったです。
特に、お互いに弱さを伝えつつも幸せなカップルになる姿は、組み合わせの楽しさというよりも、可愛らしい女の子と、かっこいい女の子らしさの組み合わせと、ギャップの可愛さが相待った作品だったと思います。
こういう意味は、ツユチルレターも今までの百合作品と違った魅力でした。

また今後他の百合ゲーをプレイしていきたいと思える作品でした。
素敵な百合作品に出会えますように。
雑記でした。ありがとうございました。