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merunoniaさんのMaking*Loversの長文感想

ユーザー
merunonia
ゲーム
Making*Lovers
ブランド
SMEE
得点
88
参照数
1378

一言コメント

SMEE10周年記念の作品は、SMEEらしい意欲的なコンセプト×安定したラブコメをいかんなく発揮した作品。「交際してからはじまる恋心」というコンセプト自体が難しく、その面白さがあったかどうかは別として、何よりもそれぞれの新環境の面白さとSMEEの安心感のある作品に仕上がっていました。 買ってよかったです。前半に作品全体のコンセプト等の感想、後半に各ルートの感想です。どのカップルも末永く爆発して欲しい。

**ネタバレ注意**
ゲームをクリアした人むけのレビューです。

長文感想

SMEEより10周年記念で発売された今作
『Making*Lovers 』
SMEEならではの安定した面白さ・可愛さは保ちつつも、意欲的な挑戦作でもあった今作品、とても楽しめました。
特にギャグに至っては、何度笑ったことかわかりません。本当にSMEEはここが素晴らしい。

前半に、作品全体の感想
後半に、各ルートの面白かった部分の感想を述べます。


順に特徴的な部分を挙げて、感想を述べていきます。


(1)今作の構成について
今作の最大の特徴は、
【交際してからはじまる恋心】
付き合うことからスタートすることでした。
(以下公式からイントロ、コンセプト文をを引用。)



~イントロ~
付き合うのはきっかけに過ぎない。
大事なのはその後どう彼女と仲を深めていくのか。
俺はそんなかつて経験をしたことのない未踏の地に、
この夏、勇気を持って足を踏み入れる――。


~コンセプト~
交際はゴールではなくスタート地点。
『Making*Lovers』は、お互いを深く知らない状態からいきなりヒロインと付き合うところからスタートします。
付き合ったからと言っても、いきなりキスが出来るわけじゃありません。
手を繋ぐだけでも時間がかかったり、デートも最初の内は緊張して上手く話せないことも。
相手を深く知るチャンスも、お互いに心を通わせる過程も、
すべては付き合ってからのあなた次第。



上記にあるように、始まりが付き合うところから各√が始まります。
つまり

(通常の場合)
①共通⇒②各ルート とすると、
 ①全てのヒロイン、サブキャラが登場し、みんなで和気あいあいとする中、
 それぞれの個別のヒロインの魅力を紹介し、共通√おしまい
 ②各個別√に突入

( Making*Loversの場合)
①プロローグ1~3(共通)⇒個別√進展1~5(付き合ってから恋心まで)⇒恋愛1~9
 ①主人公がヒロインと出会い、成り行き等で付き合い始めるまで
 ②付き合ってからヒロインの魅力を知っていき、本格的に好きになるまで
 ③本格的に、恋愛イチャラブパート

という流れになります。

今作では、プロローグにあたる部分が共通になりますが、10分~ぐらいで終わります。
この共通でヒロインと出会って、付き合い始めたら、そこでもうOPに入り各ルートに入る、というものになります。
レイナさんに至っては、レイナさん出会う前に咲さんやましろさん√に突入することなんてこともあります。
(全てのヒロインに出会う前に咲さん√に入ったときは驚きました)

全部のヒロインに出会う前に、そこでヒロインに出会って付き合い始まる
【全てのヒロインに出会う必要がない】
この部分がとても革新的でした。


(2)『今作の構成メリット・デメリット』
上記の構成、その中でメリット・デメリットにも挙げられる一つが、
①【それぞれのヒロイン同士の和気あいあい・交流がない部分】だと思います。
通常のエロゲのようにヒロイン同士の関わりが全くない(一部妹はありますが)
共通√であるような、みんなでパーティ・学園行事等がないため、みんなでやり遂げる!等はなく
少し寂しいかなぁという部分があるかと最初は思いました。

ただし、SMEE安定の早瀬ゆうさん、ヒロインとサブキャラ、主人公による突き抜けるようなテンポの良さ、ギャグがとても面白く、この部分については些細なもので、終わってみれば笑い転げて全く心配いらない作品に仕上がっていました。
さすがだと思います。

また、ヒロイン同士の関わりがない、この部分が同時にリアリティもありました。
それは②【主人公の取った何気ない行動により、その先の環境が全く変わる】
            
            もし、最初の友人からの紹介の誘いに乗らなかったら
            もし、あの合コンのお店に行かなかったら
            もし、あの時追いかけなかったら
            もし、女性寮のバイトを引き受けていなかったら
            もし、誰とも出会わない、いつもどおりの日常を過ごしていたら

それぞれの選んだ、些細な選択によって、その先が全く違う環境が待っている。
それはヒロイン達に出会ってからそこから選ぶのではなく、全く知らない状態から出会う偶然。
その偶然の出会いが素敵だったと思います。

同時に、とあるヒロイン√では、あそこで、別のあのヒロインが働いているんだなだったり、
テレビには、本当は別√のヒロインだった彼女が声だけ登場する1シーンだったり。
少しのきっかけでここまで出会う/出会わないがあるのだという切なさも少しありました。



③【それぞれのヒロインごとに待っている新環境・モブキャラ】
上記②に挙げた魅力の真骨頂であり、今回のコンセプトで一番面白かったのがこの部分だったと思います。

(以下公式より引用)
このゲームには様々な年齢のヒロインが登場し、その生活環境も大きく変わります。
『実家に住む妹』、『一人暮らしのお姉さん』、『ルームシェアをしている年下の女の子』、
『職場が同じヒロイン』,『新しく住む家を探している大学の同期』。
相手により「住む場所」から「主人公の仕事先」も大きく変わり、
どのヒロインと付き合いはじめても1から新鮮な生活を楽しむことが出来ます。

(1)年上のお姉さんの部屋に転がり込む
 天気予報士と出会い、マスコットの中の人として暴れまくる()√
(2)彼女に頼まれて女子寮の管理人に
   好き好き言い寄られながら、女子寮で暴れつつキャッキャウフフ()する√
(3)彼女の家が隣の部屋だった
   隣人に壁穴を開けられながら、バイト先でヒャッハー()する√
(4)犬猿の仲の二人が強制的に同棲生活
   同棲生活をしながら、花屋でオカマとヒロインと凸凹ラブラブ生活をする√
(5)実家に帰って妹との禁断の恋に走る
   両親暮らす実家で妹の誘惑に負けながら、バイト先でイチャイチャらぶらぶする√

全く各ルートによってそれぞれの面白さがあるんですよね。
主人公、ヒロイン、賑やかしの強烈なモブキャラによって繰り出されるギャグ空間の掛け合い。
世界観は同じなのに、全く違うモブキャラ達の楽しさが待っている、
それぞれのモブキャラに主人公たちを盛り上げて、どの√でもどれだけ笑ったことか。
飽きない面白さ、全く違った物語を読める楽しさがそこにありました。




④今作の主人公についての安定した良さ
SMEE作品をプレイされた人ならわかりますが、今作も安定の我を一貫している主人公です。
SMEEの主人公の魅力って、どれだけ外野がこう言っていても、常識がこうあったとしても、
自分が信じているものはこれなんだ!!!とブレないところが良さなんですよね。
また普段バカやってたり、下品なことや冗談をついヒロインに言っていじわるしちゃうのは、
そうしないとヒロインを応援できない照れ隠しだからだったり。
こうした冗談にツッコミを入れるヒロインや、逆に冗談かますヒロインに主人公がツッコミを入れるテンポが、
SMEEらしい面白さなんだと思います。

Making*Lovers の主人公もこうした魅力あふれる主人公でした。
また、主人公は社会人主人公でありますが、そこまで社会人らしさはないかなぁと。
どちらかというとバイトをしている求職中主人公ということもあって、自由奔放な大学生な方がイメージとしては近いかもです。

またSMEEの主人公、悪ふざけや冗談を言いつつも、それはヒロインが落ち込んでたりしたときの気遣いだったりもするんですよね。ヒロインのことを気遣えるのもSMEEの主人公の魅力だと思います。



⑤主人公の少しの違和感
同時にコンセプトからした違和感も少しありました。
それは、主人公の設定からヒロインのことを好きになる過程部分です。
今作の主人公については、公式文章からの引用がわかりやすいかと思います。


(下記公式より引用)
彼女のいない歴=年齢の俺は、どんなに馬鹿にされても譲れない、
そんな恋愛への強いこだわりがあった
それは運命的な出会いを果たし、何度も偶然顔を合わせて連絡先を交換。
そして休日は一緒に遊びに行って、さらに仲良くなって本格的なデートを……
そんな俺の言う『恋愛』とは、その交際に至るまでの『過程』そこにこそロマンがなくてはならない。
ナンパやお見合いなんて以ての外、人からの紹介も、他人のお膳立てがある時点で絶対NG!
そう思い続けて今まで生きてきた。
しかしある女子の一言により、俺はその考えを急遽あらためることになる。


というように、他のSMEE主人公に引けも取らない、エロゲ大好きだったり、
アヘ顔シチュだったりが大好きなぶっ飛んだ、過程命の社会人主人公。

上記のこだわりを持った主人公ですが、いざ本編になると、あっさり告白をされると付き合っちゃったりします。
「付き合ったことがなくて、絶対女の子は過程命に決まってるだろ!!」っていうエロゲシチュだったりに憧れているエロゲーマーが、実際に女の子から言い寄られちゃったら、試しに付き合っちゃったという違和感が、ある意味リアリティもあって、ある意味面白かったですが
お、おうっていう反応になりました。
とまぁ違和感に上げましたが、別にマイナス要素ではないんです。
それで面白さが損なわれるわけでもなく、ヒロインの可愛さの魅力を知ってしまうと、まぁそれも納得だなぁとなる可愛さは全開だったので。



⑥『交際からはじまる恋心』の恋に発展していくまでの難しさ
むしろ、このコンセプトで最大の難しさであるのが、
主人公で述べていた【ヒロインの恋心・心境】の変化だと思いました。

他の作品を述べてしまいますが、
例えば同メーカー作品のピュアコネクト。
主人公からヒロインによる公園の【告白】、主人公の必死な想い、そしてそこに対する噛み締めるような一つ一つのヒロインの反応。
そこに注がれた丁寧な1シーンにより描かれる、「友達という関係性から恋人関係になる」こそが
ピュアコネクトの最大の魅力の1つであると思います。

今作の場合は、その「恋人関係」になるというきっかけは、とても些細な出来事です。
そのため、試しに付き合う状況にならざるを得ないとはありますが、
序盤の進展から、もうヒロインから主人公の好感度は高めなのが多かったですね。

ですので、
○友達→恋人関係になる変化を楽しむエロゲ   というよりかは
○恋人(好感度1)→恋人(好感度10)になっていく   ような、エロゲでした。

ただのなんとなく気になって好きなのかなぁという気持ちが、彼女(主人公)のことを知っていくうちに、
より好きになってデレデレイチャラブになっていく。そんな二人の掛け合いの変化だったりを楽しむエロゲです。
なので、全ての√ではないですが、なぜ主人公がヒロインのどの部分を好きになったのか、だったり
ヒロインがなぜ主人公を最初気になったのかだったりはそこまで深く描かれません。
(一部は最後に描かれますが)

特にヒロインの一人のレイナだと、最初から先輩好き好きという性格なので、
彼女がどこから本格的に主人公を好きになったのか、であったり、
なぜましろさんは主人公のことをそこまで好きになるようになったのか、
最初のはじまり、明確な心情の変化が描かれにくいところが感じにくいと思いました。
逆に、可憐さんの場合は最初のきっかけが強引だったのもあり、それが恋心に発展していく様子が
わかりやすく可愛く描かれており、魅力だったと思います。

ヒロイン魅力については、さすがSMEEであり最高の可愛さがあって萌え死にましたが、
もう少し、このヒロインが主人公を好きになるきっかけ、または主人公がよりヒロインを好きになる気持ちの変化が過程を経て描かれていたら、さらに愛着が持てたのかなと思います。
進展1~3の時点で、もうすでにヒロインが主人公にベタ惚れだったりもしますし、進展も10までより描いて欲しかった気持ちもあります。
ただ、亜子ちゃんだったりに限っては、難しいだろうし、SMEEらしさのヒロインの可愛さ、特に【不快感のないシリアスのない最後まで笑える萌えゲー】の魅力をこのコンセプトに当てはめると、仕方ないのかなぁとも同時に思います。
告白という一つのきっかけが描かれないからこそ、進展・恋愛の最後の部分に、どうしてこうなったかの想いを全てつぎ込んで描く、むしろ綺麗に描いてくれたとも思います。
だからこそ、だからこそ、こう難しいところをよく収めてくれたけれど、でもこのコンセプト難しいよなぁ、と思う次第です。

付き合うというただの成り行きの感情から、→本当に好きになる恋愛感情
もしこの二つの変化にそれぞれのきっかけ、メリハリ、があれば、より立体的に面白さが描かれたのかなと思います。



⑦そんなコンセプトの難しさを吹き飛ばす、SMEEの恐ろしさ
しかし、そんなことがあまり気にならないほどに描かれるヒロインが可愛い!!!と思わせてくれる魅力の描かれさ、一つ一つのつい呟いちゃうヒロインの一言、行動の一つ一つの仕草。
甘えてくる姿から嫉妬。
全てのヒロインにかぶったところがない個性の良さ。
あぁなんど萌え死んだことか。なんど、ベッドを思わず叩いて悶えたことか。なんどベッドの上を転がりまくったことか。なんど、かわいいあぁぁかわいい、なんでこんな可愛いん???ってなったことか。
こんなコンセプトの難しさを吹き飛ばしてしまうほどの萌えゲーを作り出してしまうSMEEの底力の恐ろしさ、改めて思い知りました。
コンセプトによる面白さはあまり感じませんでしたが、新生活という魅力、そして安定の可愛さは随一だと思います。


(3)デートプラン・ラインシステムについて
デートプランを二人で考えよう!
というのも今作の特徴の一つだったと思います。
ヒロインごとに2回。進展に1回、恋人に1回。
回数は何回もあるとくどくなるし、これぐらいがちょうど良かったかと。
最初は、ろくに恋愛もしたこともないエロゲーマーにデートプランなんて考えられるかぁ!!!
とマジで選択肢前にけっこう悩んだりもしましたが、デートをヒロインの意見を聞きながら考えるのは簡単で楽しかったかなーと思います。
慣れてくると、進展の段階で「ホテル」を選択した時のヒロインの反応を見たりとか。
そのデート先の選択肢もまた反応が面白かったりして、笑い転げました。

これでいざデートを考えなきゃいけなくなるときも、なんとかなりますかね。
たぶんないでしょうけど。

 
ラインについては、ラインでしかしゃべれない想いだったりはよかったなぁと。
寂しいとラインで返してしまう咲さんだったり、お互い一緒の布団に入っているのに、ラインで会話しちゃう二人だったりの可愛さは、ラインならでは。
昔のエロゲのメール交換ならではの良さもありますが、ラインならではの可愛さもあると
今作でも見せてくれました。

  
  

(4)SMEEというブランドの挑戦的姿勢の魅力(脱線)
このエロゲの作品の感想とは脱線します。
SMEEは今まで萌えゲーという枠組みの中で、ヒロインと恋人との関係性、シチュエーションをどうにか新しいものに、以前の物とは違ったものにしようという挑戦的なメーカーだと思います。
ピュアコネでは、主人公・ヒロインからのそれぞれの告白、
フレラバでは、友達・友達以上恋人未満・恋人と段階を経て変わっていくヒロイン
カノステでは、告白から付き合い方を選べるシステム。
どの作品でも様々な変化した挑戦をしてきましたが、
とても重要視していたのが「出会いから告白までの関係の変化」でした

ここをあえて今作のように交際から入る、革新的であり挑戦的な姿勢は個人的には好感が持てます。
確かに今作のコンセプトは難しいものだったかもしれないけれど、だからこそ上記で上げた新生活の魅力だったり、今までにない魅力がありました。
(完全に余談ですが、メイラバの公式サイトって、おしゃれなデザインだと思ったら
 性風俗業のウェブサイトを参考に作られてるって知って驚きました。(SMEEwikiより))




(5)その他 エロシーンのCGについて、OP、EDについて
どうしても気になった点として、エロシーンのCGが不安定に感じることがけっこうあったなぁと。
立ち絵だったりは可愛いのですが、咲さんとかのエッチシーンだったりで、体位だったりに不自然があるのが少し気になりました。
亜子さんのHシーンは全部安定して可愛くて最高でした。

OPソングは一緒に手拍子したくなるような素敵な曲で、ED曲もこれまたいい曲なんですよね。
どっちも何度も聴きたくなる曲。


(6)全体の総評
 買って良かったです。
 SMEEの自社ブランドの強みがいかんなく発揮されつつ、意欲的な挑戦がされている作品でした。
 このコンセプトの難しさ、SMEEの安定力がなければ駄作で終わってたんじゃないかとも思います。

少し話はずれますが、自分はエロゲで嫌いなところとして
 ・萌えゲーでいつまでもうじうじする主人公や、そのきっかけとなる無駄シリアス
  (それで見れる主人公のかっこよさがあるならまだ好きですが)
 ・共通ではみんな仲良く和気あいあいなのに、個別√に入ったら、他ヒロインが一切出てこない
  二人だけの世界になるエロゲがあります。
  二人だけでいつまでもイチャイチャより、みんなで元気にワイワイやってるのを眺めたいのが好みです。
 
SMEEには、シリアスがない安心さがありますが、それに加え、いつまでもこのヒロインやモブキャラ達を見ていたい良さがあります。
また特に今作では「ヒロインと主人公」という二人の関係性が濃密に描かれますが、しかしそこに安定してモブキャラたちと織り成す環境の面白さもあります。
だから飽きずにいつまでも見ていたいと思う。
次回のSMEEの作品も買いたいと思わせてくれる、そんな作品でした。
同時に、SMEEの安定からさらにどんな挑戦的な作品が出るのだろうと思いつつ
ただ、ユーザーの求めているところから脱線することなく、この安定路線を続けて欲しいとも願います。




後半
以下各ルートの感想を攻略順に書いていきます。

①成瀬咲~恋愛になれていない気象予報士~
「先に帰って待ってるわ。今晩は何が食べたい?」
咲さん、SMEEの新品年上枠。
彼女の可愛さは、社会人年上なんだけど、なんといっても甘えたりする姿でしたね。
また主人公の悪ふざけに笑顔のままで怒るなんて流れも、なんどニヤニヤしたことか。

主人公「あの!付き合うってエッチ込みだってわかってる……!?」
咲「やっぱり今すぐ別れようかしら」
の笑顔キレだったり、
咲「首絞めるわよ?」だったりがとても好きでした。
こんなやりとりも、咲さんが男性と話すのに慣れていないという背景があって
主人公にだけ気を遣わなくても会話ができるんだなと思うと、咲さんがより可愛く見えました。

またハムジローの下りは逸品。高速反復横跳びは爆笑。全国のお前らざまぁぁぁぁぁぁww
や咲さんキレッキレの「ええ、大変失礼しました。ハムジローには後できつくお仕置きしておきますね」の流れから、なんど爆笑したことか。
メイラバでたぶん、ハムジローが一番何回も笑いました。


また、彼女の√の真髄は、主人公の変化だと思います。
咲さんの恋愛の進展へのきっかけは、主人公のことを「可愛い年下の男の子」として、背伸びをしようと頑張る主人公を「昔の自分に重ねて」見えたことに、もっと知りたいと思ったことでした。
これだけ男の子と話せる主人公をもっと知りたいと思い付き合うことになったお話。
序盤は恋愛慣れしていない咲さんの姿(恋愛指南書は可愛かった……)や、つい悪ふざけをしてしまう主人公。

序盤はこのような二人でしたが、中盤からが主人公かっこよかったです。
咲さんは、最初はよそよそしかった関係だったのが、主人公に愚痴を言ったり等身大の彼女の姿を見せるようになって。
主人公はそんな咲さんの姿を知るようになり、頼られる彼氏へと成長していく姿が素敵でしたね。
主人公「俺、一応彼氏なんだし、これからは俺にこの調子で何でも愚痴ってよ」
ここのセリフの時の主人公がかっこよくて。
主人公「初心者だけどね」
咲「ええ、初心者よ?悪い?」
恋愛初心者の二人が徐々に彼氏関係の姿になっていくお話、
そして何よりも主人公からヒロインへの気遣いが一番感じられて素敵でした。


またもう一つの魅力、社会人同士で同棲生活。
そのきっかけともなる、咲さんからの「寂しいから家に来て欲しい」の電話は、もうね!!!
もう、萌え死んで萌狂いもう一回萌死にましたね!!!
そんな同棲生活ですが、咲さんが天気予報士っていうのもあって、普通の人と生活リズムがずれてるのがまたいいんですよね。
まだ早朝で周りが寝静まっているときに、咲さんがお風呂に入って髪の毛を乾かしている時に
主人公が2人分の朝ごはんを作るような実生活。社会人の同棲生活らしさがあって、もう当たり前にあるような環境や、そこでのやりとりになんどニヤニヤしたことか。
同棲生活をするごとに増えていく私生活用品だったりがより素敵でした。
また同棲生活での飲み会シーンではこれまた笑いました。


二人の関係が終盤になりお互いにいてはならなくてはならないほどに夢中になっていくお話。
お互いに気を張らなくても、いられる自然な関係。
咲「あなたが私の旦那様になってくれるなら、きっと私毎日頑張れると思う……」
主人公「このまま末永く、俺と付き合ってくれませんか……?」
二度目の告白。最初の「じゃあつきあってよ」という関係から生まれた二人の関係がここまできたのだと、最後は感慨深くなり、そしてその時の咲さんの笑顔が何よりも素敵で。
そして最終盤の、咲さんの主人公のことを実は知っていたエピソード。
これは卑怯。(褒め言葉)

社会人同士らしい、お互いに尊重する恋愛とありましたが、
主人公が咲さんに頼られるように頑張るから というかっこよさと、そんな主人公に咲さんが夢中になっていくようなお話だったと思います。
主人公からは悪ふざけをしながら咲さんに甘えたり、
咲さんは普段の仕事姿からは見せないような甘えっぷりを見せたり。そんな二人にニヤニヤして。
咲さんのような控えめだけれど、行動は大胆で、甘え、甘えられる素敵な年上ヒロインでした。
主人公の気遣える性格の良さがあったからこその√だったと思います。



②月野ましろ~独特の価値観を持っている不思議なお隣さん~
「ビビっときた。恋は理屈じゃない。感じるモノ」

ましろさんの可愛さは、主人公の彼女になろうと頑張る姿でしたね。
「恋人は、いい雰囲気のときは、キスをすること」
と恋人ルールのやりとりには時には、うしろ姿からの親指立ち絵から笑い、時にはニヤニヤしました。
Vの形の口のドヤ顔も可愛かったし。
そんなやりとりも、主人公の恋人でいられるかどうか不安だったりの裏返しであったり
主人公の隣にいたいから、取られたくないからもっと可愛くなる!と頑張る姿は、素直に応援したくなる可愛さでしたよね。
やきもちをきっかけにした、お化粧に挑戦するお話だったり。
二人で買い物に出かけて服を選ぶお話だったり。
ましろさんは不思議ちゃんかな?とは最初思ったものの、だんだん彼女なりの頑張る姿や、伝えたい想いが出せない彼女なりの姿が見えてくると、より一層可愛くなります。


なにげに、主人公がボケる隙もなく、ヒロインのボケに終始ツッコミに回ることが多いヒロインましろさん。オマール(海老)はけっこう面白かったし、「恋人はこうするべき!」ネタは笑うことも多くありました。
一番大爆笑したのは、かざみさんとの
「ピーナッツとカルパスとサラミの三角関係」めちゃくちゃ面白かった。

彼女がどこで主人公のことが好きになったのかがよくわからない、(強いて言うなら、共通のあのかばったシーンを運命と感じたこと)けれど、試しに付き合うことから恋人になるというのが一番強い√だったと思います。
ちなみに壁穴からチン○を出すってやつ、絶対あるかと思ったらなかったですね。



③北大路可憐~素直になれない大学生同期~
「ちょっと!エッチの前にお風呂洗うのが先だって言ったでしょ!?」
ツンデレ、なんだけどツンからのデレデレ枠。
貧乳枠でもあり。
可憐さんの主人公へのデレデレっぷりの破壊力、抜群でしたね。
なお大学時代のエピソードはない。

可憐さんのホームレス状態から二人の同棲生活がはじまるお話。
最初から成り行きで同棲生活がはじまることもあり、付き合い→進展→恋愛の様子が一番わかりやすかった√だったなと思います。
可憐さんが主人公のことをあまり好きじゃないという他ヒロインに比べ珍しいケースですが、同棲をするにつれてぶつかり合ったりな展開がないのは、ご愛嬌。むしろここでグダグダされるよりは全然アリだと思います。チョロイン可愛い。

デレデレモードになったとの可憐さんの破壊力ったらありゃしなかったですよね。
「お弁当ばっかり毎日食べるのは贅沢ってことで。
 今日も私の手料理で我慢してもらうから……! いいわね!?」
「ねえ、今ドキドキしてるでしょ?」(海の水着シーン)
「呼んでみただけ、ふふふっ」
「彼女なのに、わがままのひとつも言わせてくれないの?」
「はぁ……好き……」
もうセリフの一つ一つが可愛すぎか!こっちが好きだわ!ってなんどベッドで転がったことか。


でもそんなツンデレだったり、プライド高く気が強かったりするのも、実は人一倍不安だったり心配性だったりすることの裏返し。
だからHをしよう!と不安で誘惑しようとする可憐さんの可愛さは必見。
こうした彼女の姿と、悪ふざけや冗談で彼女を振り回して応援する主人公の相性が、まさにぴったりなんですよね。凸凹カップルの真髄といいますか。
だから

 にやにやと頬杖をつきながら俺の顔を見る。
 可憐「それ、好き」
   「いつもそうやって最後に冗談を言って笑わせてくるの、
    私結構好きだよ」

この言葉に凝縮された主人公への魅力、この時の空気といい照れる主人公といい、もう全てが愛おしいというか、もうほんと二人とも早く結婚して。
人妻感、夫婦感満載の二人の関係、見てるこっちがもうにやにや止まらなくなるものでした。


また彼女の√の魅力のもう一つとして挙げられるのが、「フラワーアレンジメント」として頑張る可憐さんの姿でした。
「私らしさとはなんだろう」と苦悩する姿と、応援する主人公。
二人の間で作り上げた作品の最後のエピソードがこれまた本当に卑怯(褒め言葉)
「アンタと一緒にいるときの気持ち、思い返してみたんだ」
「たくさんのやさしさとか思いやりとか……そういう相手を想う気持ちが敷き詰められて、こんなふうに一つになってるんだと思う」
「だからこのブーケ、ちょっと強引にすごい量の花を詰め込んじゃった」
「うん……そうだよ、これが私だよ。たとえどんな結果がきたって、私はこの作品にそれだけの気持ちを込めたから……」

作品「誓い」
選んだ花はガザニア 花言葉は『あなたを誇りに思う』
その花は、かつて主人公が間違えて伝えた花言葉で、二人だけにしかわからない共通の花で。
「この賞は……ずっと私を支えてくれた彼。『誇りに思う』彼に捧げたいと思います」
ギャグの1シーンかと思ったガザニアが、最後にこう使われるとはやられたなぁというか。
凸凹カップルで、可憐さんをずっと応援してきた主人公があってこその作品の集大成の良さがあって。
少し涙ぐんでしまった、素敵なお話でした。

「でも……私、ホントに彼が好きです」
「ホント、しょっちゅうケンカもしますけど……それもバカみたいなくだらないことで」
「でも……それでも私、そんな時間がすごく楽しいから……」
「ふふっ、たぶんずっと……一緒にいたい『ケンカ相手』なんだと思います」

ふたりの関係性を詰めたようなセリフで。この時の可憐さんのセリフがとても大好きです。
ギャグは他√に比べ少なめだったかもしれないけれど、ヒロインの可愛さが最大限に詰まった√でした。
可憐さん大好きです。



④鹿目レイナ~全力で好き好きアピールする現役学生モデル~
「今晩は先輩の部屋で一緒に寝ますね?もうみんなには言っちゃいました」
好き好き大好きアピール小悪魔年下ヒロイン。
好き好きアピールをしてきて主人公のその反応を楽しもうとするレイナさんと、
主人公も「あーはいはい」っていう対応をして、そこから「もーなんでですかー!」って反応する流れが王道ながもとてもよかったなぁと。
また、レイナさん、普段は「せんぱーい!」って好き好きアピールするんですが、ふとした時に丁寧だったり、落ち着いたりやさしさを見せたりするギャップがあったり。
普段は好き!って態度が全面に出ててあまり目立つことがないのですが、進展最後のエピソードの、先輩からもらった最初のプレゼントをぎゅっと抱きしめるシーンだったり、レイナさんの本当の気持ちが垣間見えるところが、彼女の最大の魅力だったなと思います。
このプレゼントのシーンで、レイナさんのことが一気にすきになりました。

そんな彼女の√で笑ったのは、彼ピッピ女装計画とか、自撮り講座とか。
もういかんなく現役学生モデルならではの話がてんこ盛りでしたよね。
おしゃれの鉄則のこだわりとか、自撮り講座の角度からもうこだわりから
「レイナのポーズ!」にはすごい笑った記憶。
女子寮でのゾンビだったり、ハムスター騒動のギャグパートも秀逸ですね。

レイナさんが嫉妬したりキレたりするシーンも大好きでした。
主人公「レイナ。お前何食いたい?
    あの寮代表して好きなおかずを言ってみろ」
レイナ「うーん、今晩はそうだなぁ……。わ、私……先輩が食べたい」
主人公「そうか。悪いが俺は品切れだ」
レイナ「え?それは誰かが買っていったの?女!?
    だったらちゃんとそいつ私の前に連れてきて……!」

という1シーンだったりはもうこの流れがテンポ良くてとても大好き。
その他にも、「これからは絶対!他の女の画像で抜いたらぶっ殺すから!!」だったり
レイナの友達に「おいテメコラ。今私の先輩になんつった?」
ってブチギレシーンがもう狂おしいほど好き。
ましろ√とは違った形で、レイナさんに振り回されるような主人公が面白かった。

レイナさん、普段すきすきだったりするところで、いきなり現実味のあるキレッキレの長文早口セリフだったり、喜怒哀楽激しい変化の大きいシーンが多くて面白かったですね……・。
またこのキャラが、もりみそさんの演技が相まって、レイナさん可愛かった。

レイナさんは彼女の性格上、最初から好き好き状態になるので、主人公のことがどれくらい好きになっていくのかという変化が特に見えにくい√だと思います。
最初は冗談のつもりもあって、好意を寄せ続けていたらいつのまにかその気持ちが本当になっていて、素直になれない彼女は今では主人公なしなんて考えられなくなっていた。
話の内容はギャグ多めだったような気がします。
ただそのぶん最後のレイナさんの笑顔に全てやられました。
レイナ「いつかはちゃんとプロポーズしてもらえりように、私今よりもっと自分を磨いておきたいの。
    先輩、いつも俺なんか俺なんかっていうけど、私だってそれなりにいつもプレッシャー感じてるんだから。
だって先輩は私にとって……」
『本当に、もったいないくらい魅力的な人だから……』

シナリオの最後の主人公海外は正直とってつけた感がすごかったけれど、この最後のレイナさんをみたら吹っ飛んじゃいました。
エピローグも、二人の間に子供が生まれて幸せな家庭が描かれていて素敵でしたよね。
もう少し学園とかならではのイベントが見たかったなぁと思いました。



⑤小鳥遊 亜子~嫁力抜群!主婦みたいな妹!~
「お兄ちゃん、キスしてみる……?」
妹枠。血はつながってない。家族で恋愛、禁断の恋とあると、シリアスで身構えそうになるが、安心SMEE製、シリアスなんてなかった平和な世界。シリアスがない萌ゲって素晴らしい。

そんな亜子さんの√ですが、彼女の魅力はもうなんといっても、羽鳥いちさんの演技の素晴らしさ。
ノリの良さやセリフの声色の変化に何度笑ったことか。
るっるっるー♪の可愛さから
「だめだぇす♪」や「セックスしてすみませんでした!(男らしい」
「てやんでぃべらぼぅめぃ、ナンパ目的なら二度と来んなっつってんだろこのタコ」
だったり、もうそれ以外にも爆笑でした。
羽鳥いちさんが本当に楽しそうに演技しているのが、こっちにも楽しさが伝わってきて。素晴らしかった。
ドゥーン ドゥーン パリィ とかダークソウルやってないとわかりづらいなぁwwwと思いつつ笑った。
一番好きな笑ったセリフは、デートのゲーセンの砂場で
「言うと思ったしね。カンガルー作らない?」と自然な流れでしねが出てくるところです。

あとは、彩夏や両親のサブキャラ勢も面白かったですね。
母親の大胆な言動の数々というか、彼女/彼氏を作る講座の
「まずはチンコを掴むところからはじめるわよ!」ってセリフからひどい母親だった(褒め言葉)
父親はちょっとかわいそうだたね……。でもなんだかんだらぶらぶ両親でしたしね。
母親と主人公の擬似デートに嫉妬する亜子ちゃんとかめちゃかわでした。


そんな笑った亜子√ですが、他√と比べて異色です。
というのも、他√は「交際から恋愛」というコンセプトで、新しくスタートするお話なのに対して、亜子√はすでに二人の関係性がほとんど完成した状態からスタートします。
亜子さんはすでに主人公に恋心全開で、主人公自体もその思いに気づいてはいる。
そもそも実家から出て行ったのが、この亜子への恋心があったこともあり、このままではいけないということで出て行ったという流れでした。
恋人になるきっかけも
亜子「荒療治なら、私がしてあげようか……?
   この夏の間だけ、私がお兄ちゃんの彼女になってあげる」
コンセプトからは外れてしまっている√だと思います。
なので、彼女の√は、どんどん相手を知りたい、好きになりたい、という√ではなく。
亜子ちゃんがお兄ちゃんを必死に誘惑しようと頑張る姿が可愛かったり、お兄ちゃんと亜子ちゃんの間にあるエピソード、兄妹ならではのやりとりを楽しむ√でした。
だからこそ、亜子√たくさんにやにやしました。

「お兄ちゃんに何か食べさせるのは私の趣味ですから」
「お兄ちゃんのこと、お兄ちゃんって呼んでいいの……私だけだから……」
「お兄ちゃんとのキスは、誰にも見られないところで独占したいの。
 お兄ちゃんの恥ずかしそうにキスしてくれる顔は、私だけのもの……」
また、後半には、お兄ちゃんに一人の女性として見てもらいたいと頑張ろうと
あえて妹なのに年上設定で迫ったり。
『5歳年上の妹設定』が意味不明で笑ったけれど、そんな亜子さんも可愛かったなぁ。
年上演技で頑張ろうとするのに、いきなり不意に妹に戻っちゃうところとか可愛くて可愛くて。
リアクションの一つ一つがほんと可愛くて面白くて可愛い。

そんな亜子ちゃんに対して主人公も
「二人の間に血の繋がりはないが、兄妹としての絆は誰にも負けない」
だったり、一人の男として、すべてを背負う覚悟を決める姿だったりと
「俺のシスコン歴舐めんな。風呂くらい入って当然だろ
 いいか亜子。俺たちがおかしいんじゃない、世間が間違ってるんだ!!」
と言い切る姿。
主人公の潔さも良かったですね。

そして何よりも、亜子ちゃんと主人公には、二人だけにしかないエピソードがたくさん詰まってて、
そこがほかヒロインと比べるとの大きな違いでした。
亜子ちゃんが初めてお兄ちゃんの前で泣いたエピソード。
亜子「私のためにあんなに怒ってくれるなんて、私……ずっとお兄ちゃんに嫌われてると思ったからぁ……!!」
亜子ちゃんがお兄ちゃんの好きなものをいつも料理する理由とレシピ本。
そして最後のタイムカプセル。二人が初めてであった兄妹記念日。
「彼女としても妹としても、私……今までと同じようにお兄ちゃんと一緒にいたい……」
最初は恋人同士になって、妹ではなく一人の女性として見てもらいたい!という不安とがあったけれど、そうではなくて、主人公にとって亜子自身がいてくれればいいんだというエピソード。
これみちゃうと、ほかの√には行けなくなっちゃいそうなぐらいでした。とても良かった。

妹から一人の女性に見てもらおうと頑張る亜子ちゃんと、それでも妹としての魅力が詰まっていて
彼女でもあり妹でもある関係の幸せな姿をこれでもかと見せてくれた√でした。
お互いの関係性が完成されてしまっていますし、こういう描き方しかやりづらかったんだろうなぁと思いつつ。

主人公「そりゃまあ……妹に可愛い可愛い言ってる兄貴とか、普通に嫌だろ」
亜子「私は嬉しいよ?」
主人公「……ブラコン」
亜子「ごめんなさいねーシスコン」

今回のコンセプトとは違うと思うけれど、兄妹らしいルートでした。




最後に
ヒロインの感想書いてて思ったんですが、早瀬ゆう さんと岸田ソラさんのSMEEライター陣はすごいですねほんと。
描くヒロインの可愛さを最大限に引き出す能力と、そのための主人公のヒロインに合わせた性格の良さ。
そのどれもが成り立っていて、ここがSMEEの素晴らしさの一つになっているんだろうなと思います。
ぜひ次回作も買います。
ありがとうございました。

ちなみにミモザ、影響されて飲んでみましたが、さっぱりな甘めで美味しいですね。