うたわれるものシリーズ 最後を飾る作品として素晴らしいものでした。
一番感動したのは、アンジュがトゥスクルの皇女と対峙して殴り合うところ。
あそこでのハクの言葉、アンジュの立ち上がる姿、そしてクオンのそこで気づく「労働手当」
いろんな思いが一気に綯交ぜになって、本当にボロ泣きしてしまいました。
この物語、いろんなよさがありますが、私の中で一番よかったなぁと思うのはアンジュの成長物語としての姿です。
民のために、いやそれよりもあの平穏な時間を取り戻すために。
うたわれるもの 偽りの仮面って、飲んだり食ったりしてすごい平和な物語なんですよ。
正直最初、こいつらいっつもなんか食ってるなぁとか、バトルいつ来るんだろうと、あれはあれで面白かったんですけど、こんな印象でした。
ただ、その平和な時間を2作目で味わったからこそ、3作目の彼らの、あの平穏な時間を取り戻すという思いや、クオンの思いがすごい響いてきて。
最後のバトルのハクの登場シーンも本当にかっこよくて泣いてしまって。
なにより無印版のハクオロ&エルルゥの登場にはもう感極まって。キミガタメでまたボロ泣き。
本当に良かったです。
ありがとうございました。無印版を何周もして、アニメOVAも大好きで。私の中のひとつの物語が完結して、寂しくもあり、でもありがとうの気持ちでいっぱいです。