今回も笑いました。。個別も予想以上によかったです。特に巴ルートとメイルートが大好きでした。
「プラマイウォーズ」
私にとっての、恋愛0キロメートル以来のアサプロでした。
結果から言いますと、今作でも笑わせてもらいました・・。
なにげに個別も、キャラごとの差は少しなりともあった気はしますが、
どれも可愛く、面白く、良かったと思います。
個人的には、ギャグ一本通しではなく、個別後のイチャラブも併用できていたのが
とても好感が持てました。
逆を言えば、もしかしたら、人によってはギャグが失速気味?という感じもあるかもしれません。
アサプロは共通で面白く、個別で失速というイメージが個人的にあったので、
そこがうまく面白く描かれていたのはとてもよかったです。
以下、簡単に共通、キャラと感想をわけて書いていこうと思います。
(プレイ順)
○共通
一番好きなのは、プールでのシーンでした。
メイちゃんが主人公のために必死に頑張ろうってシーンが好きですが、
その後の、わざと溺れた振りをしてるところが本当にかわいい・・w
わざと胸寄せたり、そのあとの、藍咲がキスしようとしたときに、
「大丈夫だって言ってるでしょうがぁぁぁぁぁ!」
って突っ込み入れるのがめちゃくちゃ好きです・・w
あとは、実乃璃ちゃんへの服選びだったり、主人公を自分の男好みにしたいっ
という流れで積極的に服選びしてもらう、という流れは上手だと思いました。
今回の共通は、藍咲のボケや巴のむちゃぶり、実乃璃の引きこもりネタ、
境子お姉ちゃんの好き好きという、ボケも挟みつつ、ハーレムな感じの面白さだったと思います。
ギャグ一本通しな物とは違いましたが、
それでもアサプロらしいギャグをしっかり入れつつ、ルート入る前段階の
ラブコメ要素も入れるという、バランスは良かったと思います。
人によっては、ギャグが薄くなったかな・・?とも思わないでもないですが、
定期的に入るアサプロらしい小ネタやテンポが面白かったですし、
私は好きでした。
ただひとつ、少し不満点があるとしたら、たかしの扱いが不遇すぎるかなぁ・・。
と思いました。
これが、まだぶっ飛んだ親友キャラだったり、店長だったりなら許せるのですが。
一応家族で弟なのに、靴下なり、匂いなりはかわいそうだなぁ・・・と。
共通ではプールでもハブられますし・・・・・
これなら正直このキャラを出さないほうが良かったのでは。とも思います。
いいところがありませんでしたし・・・。
考えすぎなのもあるかもしれませんが、たかしがぞんざいな扱いをしていると、
家族愛的なものに説得力がかけてしまうようなとも思います。
○境子
やはり、一番記憶に残っているのは「盛りブラ」
ちーくんのために、盛りブラで可愛くなろうとして、
「これが、夢に見た、乳の谷!」
って発言は笑いました・・・BGMも反則・・・w
「えへへー姉の特権でーす」
「お姉ちゃんだからいいのー!」
だったり、姉というポジションを遠慮なく利用して
弟に迫るのは、私的に大好きなので、よかったです。
(ただ、これだけ強引に迫る姉だと人選びそうですね・・。)
シナリオの内容はひたすらすれ違いを繰り返して解消して・・
というイメージ。
ただ、最後に強引に結婚に持っていく話だったり、
主人公が昔の事を思い出して、姉のことを大切にするって話だったりは好きでした。
なんだかんだ笑顔が素敵した。
ルートではありませんが、むしろ彼女が輝くのは巴ルートだったと思います。
巴の親友として認めているからこそ、大事な弟だからこそ、
本音でぶつけるシーンは印象深いです。
「何でちーくんがあんなに物分かりよくて良い子なのか知ってる?
本当に嫌なことがあってもすぐ切り替えちゃうからなの」
「好きな人に振り向いてもらえなくても応援できちゃうし、
大事な友達と分かれるときも泣かないで笑えるから・・」
「でもほんとは泣いてるの知ってる!だからお姉ちゃんが代わりに怒るのっ!」
弟のことをよく理解してるからこそ、言えるセリフだったと思います。
○藍咲
変顔枠! まさにアサプロと言えるルートでした。
ギャグの面白さについては、あえて言及しません。面白かったです。
彼女はギャグ、ボケ担当ですが、
それを、あまのじゃくで、自分は女の子としての振る舞いは似合わないと思い込んでいるから。
だからギャグにしてごまかそうとしている。
それを主人公が理解してくみとって上げているのが素敵で、主人公がかっこよかったです。
特に、チョコをわざと理解していたのに、騙されたふりして探していくところなどは
それが顕著に出ていました。
「ごめんっ・・・ごめんなさいっ・・今はこの話、
ちょっと・・・無理・・みたい、だから・・」
普段のギャップも相まって、三代眞子さんの泣く演技が本当に良かったです。
また巴姉さんの言葉、
巴「それ以上馬鹿にしたらひっぱたくわよ
あんたを馬鹿にするあんたに」
というセリフも大好きです。
つい、逃げて自虐して避けようとする妹をよく理解してる姉だからこそ
発破をかける、背中を押す言葉。
藍咲ルートは、家族も理解している、家族感を大事にしてて、
他のヒロインや登場人物も活躍が特にしていたルートなので本当に面白かったです。
アサプロだからこそできたルートだったと思います。
「こいつほんと、かわいこぶるセンスがまるでない所がまた可愛いよな」
主人公に激しく同意です。
○実乃璃
彼女は、子犬的な可愛さだったと思います・・・。
ツンデレとは違うけれど、素っ気ない態度を見せながら、
褒めて欲しいとねだり、褒めたらすごい笑顔で喜ぶ。
また、隣にたちたいと思うから頑張るという頑張りだったり
その頑張りを認めて欲しいと頑張る実乃璃ちゃんと、
まだ頼ってほしいからと思ってしまう主人公のすれ違いだったり
は良かったかなぁ・・
また付き合いだしてから、口ではツンでも
メールではデレデレだったり、というシーンは好きでした。
ただ話の内容自体は正直記憶に残ってないのが本音。。
主人公の隣にたちたいから、といった彼女の成長物語(だと思う)がコンセプトだったのに、
結果的に変わったのかどうかというのがよく分からず。。
よくわからないままイチャイチャして終わったという感じ。
最後の1,5人っていうオチはけっこう好きですけど。
ある意味アサプロらしいといっちゃぁアサプロらしい気もします。
なにげにエロシーンが義妹や女王様だったり、
藍咲よりぶっ飛んでるなーと思いました・・w
○メイ
「お兄ちゃんと恋人になって、エッチするのぉぉぉぉぉ~~!」
かわいい。とにかくかわいかった。
プレイ中かわいいしかつぶやいてなかったきがする、それぐらいかわいいルートでした。
また兄妹としての、絶妙な関係が描けていたのも素晴らしかったと思います。
メイちゃんの場合は、
お兄ちゃんに甘えたいけれどできない。
それはお兄ちゃんにこれ以上負担をかけたくないから、成長した姿を見て欲しいから。
主人公は
メイちゃんが出来が良い子として、素直に甘えることができない、
それを理解してくれるからこそ、姉を見習って、シスコンとして
妹を思いっきり可愛がる。
この二人の立場を本当に上手に描けていたと思います。
「今更甘えるだなんて無理です」
「なんで」
「だって・・・ずっと後ろにいたら、隣に立てないじゃないですか・・」
また、主人公もかっこいいです。
メイちゃんが主人公の寝ているところにキスしたシーン。
(もういちど布団に倒れこんでしまえば・・明日の朝にはそんな妄想きっと忘れてる・・・)
・・そんなの、
「できるかよっ」
妹を大事にしたいからこのまま、後戻りしたくないから、
主人公が改めて自分の気持ちに素直になって行動するシーンは印象深いです。
また、兄妹だけでなく、家族としてもほっこりしました。
最後の父親にばれるシーンでは、
父親として、娘の幸せが一番だと昔から考えていることを表すように
だっこするシーン
「法律をかえてやるぞー!」
というシーンはギャグシーンながらもじーんとほっこりしました。
メイちゃんの可愛さもありますが、兄妹、家族物としてほっこりしたルートだったと思います。
なにげにエロシーンがえろすぎて。。一番エロかった。。
特に抱えたりするシーンも良かったり。
最初はゴムを着けてと言っていたのに、後半ではゴムを嫌がったり。
構図からセリフからめっちゃエロ可愛かったです。
メイちゃんの「っしゃいませー」
「っざいやしたー」っていい方大好き。
○巴
最後に攻略した補正があるかもしれませんが、
終わってみれば一番好きなルートになりました。
昔に振られた(勘違い)ことが悔しくて、復讐したい思いで
自分を磨いてきて。
そしていざ告白されて、振ったら、後悔のあまり泣いてしまって。
本当は大好きなのに。
あぁめんどくさい(笑)だがかわいい。
「あなたが綺麗だって褒めてくれた私全部、あなたの気を引くためだったの。
これからも努力するから、だからもう一度チャンスをください。」
「ずっと好きでした。こっちは一日たりとも忘れなかったわよ」
「でも、時々は見て欲しい」
好きなくせにわざと一回振ってみて、相手がどれだけ自分が好きか確認したい
でもまた我慢されちゃったからそれはそれで不機嫌になる。
人選びそうな性格ですね・・大好きです。
また彼女のルートで真骨頂は初デートシーンだと思います。
主人公より5時間前にきて、
「自分が楽しむのではなく、相手をたのしませるのが大切」
なんてつぶやいてて。
電話口では普通ぶってて、内心ガッツポーズ。
私が会いたいっつーのとつぶやいたり、
「~~っ・・・・いいですけどっ。望むところですけどっ。
私の事ぎゅーってぎゅぎゅーって抱きしめるのを許可してあげる」
悶えました。萌え殺す気かと。
なにかあるたびに勝った、負けたとはしゃいで、
ちょっとしたことを褒めたら、もう一回褒めなさいと命令したり、
どんどん遠慮なくなっていくのは本当に見てて2828しました。
「あなた・・ただでさえいい男なんだから、これ以上努力したら殺すわよ」
彼女らしいセリフだったと思います。
いやもう悶えました。
こういうめんどくさい性格というか、ツンデレではないのですが、
高飛車なお姉さん系が甘えるようになるギャップは本当に大好物です。
しいてあげるなら、Hシーンが全部甘甘系だったので、
ひとつはSなお姉さん系が欲しかったかなぁ・・と感じます。
それでも存分に可愛さが出ていました。
終わり方は唐突に感じましたが満足です。
○総評
久しぶりのアサプロでしたが、大いに笑わさせて、そして萌えました。
アサプロってこんなに個別までしっかりしてましたっけ。。。
満足度は高いです。
とある方と話をしていましたが、
やはりエロゲはルートに入ったら、二人だけの世界になる(悪く言えば他ヒロインが消える)
というものより、他ヒロインも入りながらも、ドタバタイチャラブするのが楽しいです。
そういう意味では、今回のアサプロの作品はとても良く出来ていました。
アサプロには正直シリアスはいらないと思っていたので、
これぐらい近親相姦でもあっさり解決して、面白く終わらせてくれたことに好感が持てます。
本当に楽しい時間でした。
ありがとうございました。