相変わらずの唯一無二感で楽しめました
すべてがぶっ飛んでいるように見えて、不登校学生のリアルな儚さや、アラサー独身男の孤独・閉塞感・執着心など社会派な一面も見え隠れする。
……でも、やっぱり気のせいかも。てかそんな深いこと考えるゲームじゃないよね。というラブコメ。
某インタビュー記事より「ミドルプラス規模のものでなるべく間を開けないように」とのことなので、
本作は同ブランドの過去作と比べるとコンパクトになっています。
故に当たり障りのないシーンや夾雑物は少なく、ストーリーはサクサク進んだ印象を受けました。
飽き性の自分でも集中して一気にプレイできたと思います。
ただボリュームに若干物足りなさも感じたのも事実。
三人完堕ち後の日常シーン、あるいは圧倒的幸せを見せつける後日談的な描写がもう少し欲しかったかも。
トレードオフと言われればそれまでなのですが。
「めちゃうまい料理だったけど腹七分」と言ったところでしょうか。
満足しましたが腹八分にはなりたいので、ぜひ次回作を期待しております。