クリアまで一気に読み進められた。
攻略順は羽矢END、羽矢BAD、千歳END、千歳BAD、共通BAD、共通DEAD、優衣END、優衣BAD、TRUEの順。
まず、バタフライシーカーの能力が殺された遠因を見せることということで、些細な行動や選択がその人の命運を分けたということがより感じられて良かった。
実際に主人公のほんの些細な言葉選びや行動でその後が変わっていたことに対して説得力があった。
それから、各ヒロインルートでトゥルーへの足がかりを得られていくのも楽しめた。
また、各ENDの比較としては全体的にBADENDが印象に残り楽しめた。
現実にはない創作の世界観、設定をそういう世界なんだと受け入れられるか否かで分かれそうだなとは思いました。
悪い点としては、TRUEのラスボス3人衆がキャラ的に弱いのは少し痛かったかなと。
ラスボス対峙前に種明かしも終わってたしバトル物じゃないしで仕方ないかなとは思いますが。
総評としては、あれかなこれかなとワクワク考えながら読み進められたのが楽しかった。
考察とは違った答えが返ってきたが考察中は楽しめたし、話の筋は通っていたので問題なし。
シルキーズさんには次も期待してます。