ちょっと変わった、厨二バトル物。
グリザイアをプレイし、ライターが藤崎さんという事で購入しました。
まず、ギャグに関しては流石だなと思います。相変わらず下ネタ全開なところは、好みが分かれそうですけど。リカと操を筆頭に、日常のテンポは非常に良いです。
さて、この作品のウリ?と言って良いのかは分かりませんが、戦闘シーンもなかなかでした。さほどブッ飛んではいないのですが、描写が丁寧なので、戦ってるなあと強く実感出来ましたね。しかし、どうしても気になったのは、敵に対して自身の能力をベラベラ喋りまくるとこですかね。ある意味、厨二バトル物のお約束と言ってもいいですが、今作に関してはソレが酷かったなと。
シナリオはお世辞にも良いとは思わなかったですかね。後半はどうも駆け足になっていたように感じます。ラスボスのイドも妙にあっけない終わりでした。細切れにされた潤があっさり復活するのもちょっと…て感じでした。御都合主義は構いませんが、もうちょっとどうにかならなかったのかな。
どうでもいいですが、久住との戦闘中にリカが「く~ず~み~!」と叫ぶシーンがありますが、久住がそれに対して、「うるさいよぉ!」と叫ぶのに違和感を感じたのは僕だけでしょうか?初見ではかなり笑ってしまったんですけど。覚えてない人もいるでしょうが。
終わってみると、限り無く良作に近い作品かなと思います。キャラとギャグがかなり良質だったので、シナリオがもう少し良ければ80越えしたかもしれません。。