冒険のワクワク感は伝わってきました。
ライターさんの前二作はプレイ済みです。二作ともかなり楽しめたので、今作も期待していたのですが、正直肩透かしでした。
この作品のキーとなるアーティファクトですが、それぞれ違う能力を秘めた道具という発想は良かったです。ですが、その能力が相手を眠らせるだの、鳥を操るだの、どうも小締んまりとしたものでした。故に、個々の展開も盛り上がりに欠けてしまいました。
個人的にあまり楽しめなかった本作ですが、麗√はなかなかの出来なので、最後までやる価値はあるかと。テキストも前二作よりは大分読み易くなったので、このライターさんの作品を初めてやるなら良いかもしれません。