2024年トップクラスの傑作ダークファンタジー
シナリオは緊迫感がありつつもテンポ良く、そしてシリアスの中にも明るめのシーンも違和感なく入っている・・・全体として非常にバランスよくまとまっている印象です
そしてなによりどのルートも物語の展開、終盤の熱さと心に刺さるシーンがあり本当に素晴らしかった
数箇所ではありますがご都合主義すぎるかなと思う部分もありましたが、ルート毎に謎が明かされていく構成もあり、最初から最後まで1ミリも飽きずに読み進めることが出来ました
主人公とメインヒロインはしっかりと描かれていましたが、サブキャラ(特にクライヴとメル、ルシエラとラヴィの二組)は見せ場はあるもののもう少し深掘りしてほしかったと感じました