戦闘機に限らず、軍事関係が好きな人なら、思いっきり琴線に触れられること請け合い。
歴史的展開の整合性、予備制度の設定、等々言質を取れば、色々とつっこみどころはあります。でも、やってるときは、それが全く気にならない。
ただ、あまりに軍事用語が専門的すぎて、しかも劇中では説明していないので、進行が止まるところがあると思います。そのために-1。バッグログしたときに説明が入るくらいの配慮があったら良かったのに、と。また、ブリーフィングのシーンなどに、地図が入っていると、臨場感が溢れていたと思います。で、-1。地図帳は必携です。
他の人が言っているように、「ここで終わるのかよ!」と叫んでしまうような、胸にモヤモヤが残る終わり方です(特にGrand Route)が、僕はこれでも良いかなって思います。
ライターが描きたかったのは、戦争の中での「生き様」であり、「終わりざま」では無いと思うからです。と言っても、モヤモヤが晴れるわけではありませんが…………。そこら辺は、ASで誰かが後日談を描いてくれることに期待しましょう。
軍事オタで無い人には敷居が高すぎるでしょう。
ただ、ライターが軍事オタなので、そう言う人にとっては「名作」になるはずです。