良くも悪くも王道感、テンポが悪いのが致命的。
事前情報ナシの完全初見でクリア後の感想です。
45時間でクリア。
探偵たちの語らいはコンプ、DLCは未購入。
■推理ゲーム要素
○調査パートの段階で事件の真相に迫れるフェアなつくり。謎迷宮パートで新情報が出てくることはほぼゼロ。
○大抵の話に核となる謎があり、そのコンセプト自体は面白い。
・全体的な難易度は低く、詰まることはない。
Xテンポの悪さが壊滅的。簡単な謎の解明シーンでも演出がリッチすぎるので無駄に時間がかかる。
Xロード時間が長すぎる上に高頻度。作品の良さを大きく損ねるレベル。
X爽快感はかなり低く、徒労感が強い。
■キャラクター
◎ビジュアルは満点。サブキャラに至るまでこだわりを感じる。
○コミカルな会話も結構面白い。スタッフの過去作ほどの味の濃さはなかったが…
■メインストーリー
・良くも悪くも王道。もっと邪道な、斬新なものを期待していたので残念。
・0~5話の構成で、0話と4話は面白い。5話もまずまず。
1~3話は微妙。犯人と敵組織(アマテラス社)が無関係なので、茶番感が強かった…
■BGM
良くもなく、悪くもない。耳に残る曲はちらほら。
■グラフィック
メインキャラの3Dモデルは(Switchにしては)相当頑張ってる。
背景もそこそこ。モブは微妙寄り。
ただ、ロード時間の悪化の原因でもあるので素直には褒められないかな。
■全体的な感想
推理ゲームにおいてテンポの良さが大事なのだと初めて気付かせてくれた作品。
謎の答えは見当ついているのに全然話が進まないとじれったいことこの上ない…
興味があるひとは、PS5とかPCとかで移植されるまで待つことを強く推奨。