開発陣に感謝。心が救われた。
またいつかちゃんと書こうと思うのだが、一旦今書きたい。
得点は88点+個人的な思い20点=100点越え。
本作をやるにあたって、旧作のバーストエラーのプレイは必須。
バーストエラーに衝撃を受けそれを今でもどこかで引きずってる中年はプレイ必須作品。
管野さんが亡くなって随分経った。
あれはショックだった。
期待していたミステリートの続編も未発売のままだ。
発売は相当厳しいだろう。
何かすっきりしないまま生きてきた。
今でもR18ゲームはたまにチェックして名作は無いか探している。
これまでいくつもの素晴らしいゲームに感動してきたとも思う。
しかしそれでもバーストエラーの衝撃は唯一無二だった。
たまに思い出しては「もう二度とああいうのは無いだろう」と思うだけだった。
そういう何とも言えない憂鬱さを本作が吹き飛ばしてくれた。
精神的なトラウマの治療をしっかり受けた、そういう気分だ。
*
さかき傘さんは今回始めて知ったのだがすごい人だ。
ここまでバーストエラーを消化してシナリオを書ける人が地球にいたことに感謝したい。
きっと並々ならぬ努力とプレッシャーがあったと思う。
(まさか悦楽まで触っていくとは・・本気度がすごい)
そして改めて気づかされた梅本竜さんの音楽の良さ。
この世界観にあまりにもマッチしている。
命を削って作ったような曲だなと今ならわかる。
絵に関しては多分ファンでも好き嫌い出たと思うのだけど
自分は立ち絵を中心に概ね良かった。
他のEVEシリーズと比べるなら圧倒的に本作が抜きんでてると思ってるし、
まりなと氷室は良く再解釈されていたと思う。
学生の頃バーストエラーをプレイしてから20数年経った。
生き続けるのは楽ではなかった。
しかし、生き抜いてこの作品をプレイできて本当に良かったと思う。
続編は厳しいかもしれないけど期待。
出なくても文句は言えない。
この作品が出てきただけでも奇跡を感じる。
ビジネス度外視の情熱が無いと(しかも何人もいないと)こうはならなかったのではと・・・
開発陣の皆様、この作品を発売してくれてありがとうございました。