おっぱい星人だと自負する人に、真っ向から挑んでいった意欲作。
正直なめてました。
巨乳好きというプライドが、ズタズタにされました。
ちちみこという巨乳好きを揺さぶるタイトルと、祖母が攻略対象という
これまで戦ったことが無いバトルフィールドに興味を持ったのですが、
そんな生半可な覚悟でやるべきではありませんでした。
既に、開幕時から巨乳を超えた「超乳」というレベルのキャラ達ですが、
なんとこれが最終形態ではなかったのです。
とある人は言いました。
「今のはメラゾーマでは無い、メラだ。」
正にその言葉のように開始時の乳はメラであり、攻略キャラ達は話が進むにつれ、
「超乳」＞「魔乳」＞「神乳」
と２段階の強化が残されていたのです。
「超乳」段階で既に巨乳好きレベルの自分では「違和感」を覚えていましたが、
「魔乳」では「異物」、「神乳」に至っては「異世界の神」としか認識できませんでした。
おっぱい星人レベルの人がプレイした時、これをどう感じるかは
非常に興味があるところです。
なお、作中にこんなシーンがありました。
祖母の魔乳を初めて見た時の感想を求められ、
「すごく・・・おおきいでです・・・」
と答えるのですが、恐らくこれは有名なくそみそテクニックの
パロディかと思われます。
ただし、元ネタは男のモノを見た時のセリフであり、
こちらはちゃんとした女性のモノを見た時のセリフとなっている為、
普通であればもっとこう、興奮できるはずだと思うんです。
しかし、なぜかそのセリフを見たとき、
元ネタと全く同じものを見ている感覚が離れませんでした。
果たして、この感覚はライターの意図した通りになっているのか、
一度聞いてみたい所です。
あ、いややっぱりいいです。
あまり会いたくありません。
本作は、それ以外にもギャグとも本気とも区別がつかないような
ネタが所々に仕込まれており、なんというかただエロシーンの連続で
シナリオもあってないようなものなのですが、
終わった後、このゲームをプレイした事を一刻も早く忘れて
堅気の生活に戻りたいと思っているのに、どうしても頭から離れません。
いつかこの記憶がいい思い出に変わると信じて、
今はまだ痛みと共に生きて行きたいと思います。