最初から声付きで、かつ後半のトンデモ展開がなければ100点をつける可能性があったかもしれない作品
最初にプレイしたのが相当前だったためCD版だったかDVD版だったか覚えてません。
いいなと思った点をざっと挙げると
・PRG要素もあってか、登場キャラ達は比較的多いほうだと思うが不必要なキャラが本当にいない。
またキャラ同士の絡みがしっかりしているため、皆仲がいい感じがよく伝わってくる。
・ギャグ？（穏やかな日常）とシリアスがバランスがいい。
好き好んでではないといっても、戦に身をおいているので安易なご都合が無くて良かった。
まぁでも終盤のクーヤへの仕打ちはやりすぎかなと思わなくもないがｗ
・古い作品でありながら、それを感じさせない綺麗なCG。
流石甘露樹さん、いい仕事してます。
んで、悪い点は
・声なし。もうこれはしょうがないでしょう。あるかないかで相当変わりますからね。
・主人公が強くて優秀なのはいいんだけど、下に関してゆるい。
エロゲである以上エロシーンが必要になるわけだが
メインヒロインのエルルゥ以外とのエロシーンに説得力をもたせるのは難しいのかな。
・二頭身キャラ達を動かす戦闘パート。いたってシンプルで分かりやすく、可愛らしいが
この画面上でシリアス展開になると、ちょっと滑稽に見えてしまう。
ゲンジマルが死んでクーヤが錯乱して、がむしゃらに切りかかっていくシーン
文章でシリアスさは伝わってくるのが、画面上では二頭身キャラがぶんぶん腕振っててなんだかなと思った。
・最大の減点ポイント。終盤の展開。もうこれはあまり語りたくないレベル。
主人公の正体みたいな話になってから、一気にうさんくさくなったというか、今までの世界観ぶちこわし。
本当に惜しいゲーム。
でも自分的に名作なのは間違いない。
お気に入りキャラ：アルルゥ（最高です。もって帰りたい）・クーヤ・トウカ