シナリオ:14/25 システム・テキスト:15/25 音楽:19/25 グラフィック:18/25
〇シナリオ
・1部
1部のシナリオはキャラたちが目的をもって行動していたわけではないためか、正直言って退屈でした。
あと、日常パートでのヒロインとの絡みも全体的にあっさりとしたものであったのは拍子抜けでガッカリでした。
ただ、キャラ自体は悪くないのと後の展開の期待があったので脱落するほどでもなかったなぁ...と
でも、途中で唐突に出てくるループうんぬんの話は意味不明でしたね。
・2部
2部では1部で出てきた設定が掘り下げられると思いきや、始まったのはヒロイン同士の舌戦だったのはしこりの残る展開だと思いました。
しかも、その舌戦も面白いと思えたのはこおりvs禊ぐらいで他は哲学的な話ではなく単に主人公の取り合いというスケールの小さい話になってしまったのは残念でした。
後日談ではさらに天使やらギャング部全体でループしていた事実などが明かされてさらにシナリオが理解できなかったです。考察すればもっと理解できるでしょうが明かされた情報が少なすぎてそもそも考察する気が起きませんでした。
総評としては、世界観や設定は練られているがそれを生かすためのシナリオ構成があまりにも雑すぎて、何を伝えたいかがはっきりしない印象でした。
〇キャラ
ヒロインについてはこおり>禊>望=ゆとり
こおりに関してはまさに幼馴染って感じのキャラで主人公にデレる瞬間が可愛かったです
望に関しては妹としての印象が強すぎてあまり教師としての印象はなかったですね
主人公に関しては1部ではまだ出番がありましたが2部ではヒロインを選択する以外は完全に空気だったのと悪を志すようになった理由付けが弱かったのが残念
サブキャラクターに関しては、春日と梨都子さんとシャールカは良かったですね。宮本はあのキャラでいくんだったら別に男で良かったような気がします。あとみねるばは何のために出てきたか謎でした。
〇システム・テキスト
システム面は可もなく不可もなくといった印象 テキストは誤字・脱字が多くて読みづらかったです。あと所々ひらがなになってるのは何だったんだろうか
〇音楽
BGMは無難なものが揃っていて特筆すべきものはあまりなかったですね。ただOrchestral Scoreは良かったです。
主題歌は流石I'veといったところで、モラトリアム・クラスタが圧倒的すぎて、他はそこそこって感じでしたね。
〇グラフィック
今回、ミヤスリサ先生が原画の作品を初めてやりましたがどのキャラも可愛く、CGも安定したクオリティで良かったです。あとロリこおりが一番可愛かった(確信)
総評: 世界観や設定は面白かったので、シナリオ構成がしっかりしていればもっと化けた作品 FDやれば理解できるようになるのかなぁ