うおおおおお空飛びてえええ!!青春してええええ!!ってなること請け合い。
青春が濃密に凝縮されたような作品
皆で何か作って皆で何かする、って素晴らしい事なんです。
序盤から中盤は終始ワクワクが止まらず
散々、さんっざん惹きつけられた上での初フライトシーンで心が空へぶっ飛ばされた
これぞカタルシス!と言い切ってもいい積み重ねの上にある素晴らしいシーンだった。
少しの不安と抑え切れない期待で登場人物と一緒になって武者震いが止まりませんでした。
個別ルート突入後はソアリングの如く惰性で飛んで高度が落ちていくようなルートが多数。
双子ちゃん決して嫌いじゃないけれど登場遅すぎやしませんかねえ。
双子ちゃんルートは普通のギャルゲーでこのゲームでやる事じゃないよな?といった風。
他ルートだと要所だけ出て積極的には絡んで来ないとあるサブキャラの人が
やたらと頻繁に絡んでくる上に毎回毎回ウダウダと説教みたいないいセリフもどきを発するので面倒で仕方なくなる。
また、他ルートでさんざんやったというのもあるのでしょうが
このルートだと「自分たちが作った翼」という感じがあまりしない。
別ルートだとあげはルートがかなり個人的には合わなかった。
主軸となるべきヒロインが妙に登場回数少なく
根幹に流れていたトラウマも正直、その程度で?という感じ。
自分の脳内では唐突すぎた初Hシーンや
好き合ってるのは明らかなのに恋人同士になるのを拒んだシーン
男所帯な他サークルとの折衝に忙しくて主人公をややないがしろにしているとも感じるシーン
何をしているのか結局主人公にすらしっかり告げなかったシーン
等を統合して他サークルからの条件が握手や挨拶から徐々にエスカレートして行き
乳揉みやスカートたくしあげ等に突入し
とうとう性行為を求められた所でせめて初めては好きな人に…
とかなってる寝取られ系ルートなのかー?!というとんでもない脳内シナリオが書き起こされ謎の大興奮
いやそんなことは全く無かったわけですが。
他のルート、特に天音先輩ルートはしっかり中盤までの流れを汲み取った感じ
共通ルートで撒かれた伏線らしきもの等もここで回収。
しかし共通ルート最後のまさに「ボス」といった風格のモーニンググローリーに挑み、堕ちる
あの部分があまりにも最高潮すぎて他のルートがちょっとチープになった
個別ルートにやや難はありますが全体通しての出来は間違いなく最高峰
あえて時間ぶっ飛ばしてシナリオを夏だけに絞ったのも良い方に出ているかと。
クサい台詞を劇中人物はクサいクサい言っていますが
見ている側としてはもうこっちがクサい事言いたくなっちゃうよ!という感じ
飛びたい…!ものすごく飛びたい…!空に片思い、はギャグ扱いでしたが
まさしくそんな感じの気持ちにさせてくれるいろいろな意味で青すぎるゲームでした。
それはそうと初見の印象では
鳥人間コンテスト?!と思い
主人公が元自転車部となって
脳内でペラ回しまーすの人が