面白かったけれど期待とは違った方向の面白さだった？
主人公が怪盗で妙な能力を持った秘宝を盗みまくる。
更に御伽話の設定も交えた世界観。凝っている
なんて思っていたら中身はイチャラブの学園モノ…馬鹿な。
タイトル及び導入部からして怪盗とそれを追うヒロイン
更に怪盗としての正体を隠しての昼の顔との二面性でストーリーに大きな起伏を
なんて思っていたら怪盗としての設定はあって無いようなモノだった。
妙な能力持ったアイテムと言えば
追いかけっこの最中にエロい効能持った秘宝が！
なんて思っていたら秘宝自体がぜーんぜん出てこなかった。
ストーリーは浅く薄い。
序盤からパロディネタが多数でギャグを彩ってくれる。
が、頻繁に使ったものだから世界観の構築に少しばかり手間取ったように感じる。
しかし、先の展開を想像させるような違和感の撒き方は上手い。
一段落付いたと思ったらその後にもう一つ山があるルートもあった。
蛇足だとは思いつつもお気に入りのヒロインだったので良いか～と思っていたら
病んだー！？
エロは…シチュは並の純愛モノよりは凝ってると思うが実用性があるレベルではない。
着る必然性や納得せざるを得ない力強さの無い薄いコスプレHは質を下げる（ｷﾘｯ
共通ルートがかなり短く、上記したように怪盗としてのドタバタ等もほぼ皆無
個別ルートに分岐してヒロイン達が好意を持ってくれるまでの期間が超短い
しかしデレデレになったヒロイン達とのやりとりは凄かった。
いやもう痛々しいからやめろよ…と思ってるのにまだまだやめてくれない。
そのうち、もういいよ幸せになっちまえよこのバカップル共！という気分に。
しかし攻略出来る全ヒロインが強烈なデレを披露してくれるので飽食間違いなし。
甘いものは別腹(？)な人でもなければ若干胸焼けして一気にプレイはできないかもしれない。
イチオシは勿論くーにゃん。
可愛いとしか言いようがない。
残念だったのは加奈、ではなく加奈ルート。
ルート毎に多少違った解決を見る偽者騒動の直後辺りから
急に主人公の口調がナヨっちくなる。何だこりゃ。一人称がボクでも違和感無し。
更に今まで全く見かけなかった『』を使った妙な独白
会話のテンポが悪い上に中身が全然感じられない ○○ですね そうだね
と言った何も生み出さない割にその後の独白で実はこういう気持ちなんだよ！
みたいな寒いネタ解説入れるかのような書き方。
ルート毎に全然違ってくるというのなら味付け変えて飽きが来ないようにという事か、と納得もしますが
加奈ルートのみ露骨に文章のクオリティが低い。
全体評価としては、期待したモノと全然違う。
けどくーにゃんのデレデレが可愛すぎて融けたからまぁいいや。
あ、それから
あおいいいいいいいいいいいいいいいいいいい！！