うわー終わってしまったー勿体ねーって思えるくらいは好きになれた作品
日本神話が好きだーとか専門知識云々だとか
そういう気負いは全く無し。
歴史の授業とゲームで聞いた単語がチラホラ出るなー
なんて状態でやったこの作品。
多分これくらいのノリでやるのが正しかったんだと思われる。
共通ルートで各ヒロインの魅力やキャラ、世界観や設定
それらを無理なくギャグ交えつつこちらに浸透させてくれる。
主人公はキャラが独特であり、感情移入するタイプの主人公ではない。
それを表すかのように主観も稀にヒロイン側に動き、第三者視点で楽しむ作品。
日常のトラブルにはそれこそ事欠かないネタの宝庫とも言える世界
特にタグ騒動が色々と面白すぎて印象に残る。
丁度そのタグ騒動終結のタイミングで個別ルートへ。
※感想と言うより自己満であらすじ書いただけな個別ルート感想
いつきルート
「おいおい折角人外娘がヒロインの作品で人間の幼馴染なんて…」
と思って後回しにしようと思ったら気づくと最初に攻略していた。
これは…お姉ちゃんパワーに違いない。
ストーリーは上記のタグ騒動を引っ張って
姉と弟、で固まってしまった二人の関係を解す所から始まり
晴れてお互いの好意を自覚しあってニヤニヤ話へ。
そこからスーさんとのケンカから始まるには若干強引かな~と思える事件を発端に、
過去にあった更にでっけえ事件が発覚して~といった辺りが山場になる感じです。
若干ご都合主義及び伏線不足&投げっぱが見られました。
エロシーン
服装のパターンが少なく若干マンネリを感じる。
神社でするなら強引でも巫女服Hを…いえ冗談ですけど…
サクヤルート
校長命令で何かと主人公と2人で過ごす事が多くなり
徐々にデレていくサクヤさん。
デレた後はもう目も当てられない変貌っぷり。
デレていく過程で何かと暗い未来を予感させる発言をイワナさんがチラホラと。
ストーリー上の山場は本当に最後の最後。
エロシーン
デレた後もしばらくは素直にならない+今までのキャラ的に不潔とか言っちゃう彼女。
それを限界までH我慢させて発情させちゃう事で強がり破壊!中々クるものがある。
その他にも羞恥プレイ等があり、中々良かった。
でも………なんで…イワナさんとの3P…いや姉妹丼は無かったんだよォ……
イナリルート
ある意味他のルートや共通ルートと一番差異を感じたのが彼女。
初心だけどエロく、割と直球で主人公への興味や好意をチラ見せしてくる可愛い系
だと思っていたら個別ルート入ったらなんだか小生意気(?)系にシフト
主人公からの告白から全力で逃げたりするのは…可愛かったので良かった
ストーリー自体は園芸部の一喜一憂を一緒に追っていく。
その上で神様が居る世界観特有のスパイスを軸に展開していく。
他のルートと比べてイナリ本人というよりはその「スパイス」に終始振り回された。
また、盛り上げるラストシーンでも少々説明不足及び強引さが見え隠れ。
エロシーン
特に書くことはない…
立ち絵の正装がエロ可愛いのでもうちょっとふぇっちーな感じでも良かったかなあ。
尻尾弄りはエロシーンで書かれるより日常で何の気も無しに触ってスイッチ入れちゃって
といった方向で使って欲しかったなァ
ツクヨミルート
多分メインヒロインは結局最後に回してしまった
最初のイメージがダメになったインなんとかさん!だったのは割と間違いでした
些細なすれ違いからケンカして、お互い離れた途端に相手への想いに気づく。
王道ですね、まさに王道です。
そしてニヤニヤシーンは全キャラ最強
甘すぎてもうこっちも引いてしまうレベルでいっちゃいっちゃ。
割とメジャーな神をモチーフにしているだけに色々と神話らしい設定等も多かった。
ラストは取ってつけたような悲劇を別な悲劇で終わらせようとして悲劇をねじ曲げたよ!
といった感じでもうちょっと練って伏線撒いたりしても良かったんじゃないかなー。とか
エロシーン
おしっこ!
アマテラス様からのご褒美Hとか
誰のルートにも入らないで居るとスーさんが誘惑してきたりとか
イナリルート中にひなたとHするしないの選択肢があるとか
寧ろサクヤさんよりイワナさん攻略させてくれだとか
ヤトちゃん声可愛いのにあれっきりかよ!とか…
不満というよりは要望と言った方がいい事例が沢山。
あと幸御魂って結局ルート毎に設定有耶無耶なんですけど…もったいない。
エロゲなら精子に含まれててHで神様がパワーUPとか期待してたのになあ!
そうそう。サクヤさん及びイナリのルートで、
彼女らの自慰経験を訊き出したと言うのに強制自慰視姦プレイなかったのは誠に遺憾。
ツクヨミのおしっこも効果音だけで下半身見えないようにされて有耶無耶にされたシーンがあって無念。
くぅっ
クリアした後タイトル画面に戻ってきた時
なんかタイトルのBGMが俺に「おかえり」を言ってくれてる気分になる
てーれてれてってー「ラブカミッ」