今年一番のゲーム。リアル妹との禁断の愛。
サブ3人→いろは→銀子→翔子→さくや の順でクリア
翔子「お兄ちゃんと結婚して良い~?」
さくや&皐月「ぶふぅ~」
のシーンがお気に入り。
キャラは銀子さん一択で。
でもさくやも良い。。。
■総評
あっぷりけのソフトは初プレイ。
こういう設定ものが好きなんだな俺は。
なんて言うんでしょ。
久しぶりに良いゲームをプレイしたって言う達成感に似た気持ちになった。
進むにつれて面白く、謎も解かれていくんだが、「終わってしまうのか・・・」と
少し複雑な気持ちにさせられてしまった。
スタッフの皆さんを近くに感じられた、そんな良いソフト会社だと思う。
中の人も見てたりするのかな。ここって。
一押しの今年一番の良作です。
細かいことは言わん。とにかくやってみて欲しい。
妹物が流行ってるからとか、スキとかキライとかどうでもいい。
FDが欲しいって人が結構居た気がするけど、無くて良いと思う。
ちょっとモヤモヤ残るぐらいが丁度良い。
中身もそれだけ濃いもの
■システム
フローチャート、付箋システム、他にない非常に良いシステム。
でも便利すぎて他のゲームやってると、普通なのに不便に感じる不思議。
村報に載って驚いたんだが、進捗が埋まって行くにつれて嬉しい反面終わってしまうと言う悲しい現実。
次回作は、是非、進捗非表示設定の追加を。。。
■絵&演出
みんな可愛いし、絵も綺麗。
SD絵も可愛くってもう。。
ストーリーに入り込んでしまったから感じたことなのかも知れないが、全体図と背景がもう少し欲しかった。
商店街に在るという魚屋、住宅街、自宅から神社までの道のり、吊り橋に掛けるハシゴ、翔子が見つける赤い石、などなど
文章で理解しようとしても、想像力の貧相な自分にはちょっと辛かった。
赤い石はそのまま描写が無くても、例えば川の流れの中をズームアップするとか、そう言うのが欲しかったかな。
■音楽&演出
戦闘シーンの印象が強いけど、良い雰囲気出してたと思う。
昔からデータ容量の大半は音楽データ。
当然技術面的なお話もあるけど、音楽1つでその場の雰囲気も変わるし、さらにのめり込んだりも出来る。
■ストーリー
どこにでもありそうな、天女と人間の物語。
人間を愛し、人間に酷い目に遇わされ、人間を恨む。
そんな悲しい天女のお話。
そして「シンセミア」 色んな意味で「シンセミア」だったと思う。
複線の回収もおk。
羽衣システムだけはちょっと頭使わないとダメ?
不老不死を求めた人間を恨み、継承システムを使って末代まで呪う。
一番救われないのは銀子だと思う。だから彼女が一番好きだ。
どれだけの時を彼女はひとりで過ごしてきたのか、そしてこれからも過ごさないといけないのか。。
ifルートだったか、浩介が変わってしまう前、彼の状況説明を彼女はどんな気持ちで聴いていたのだろうか。
その後に自分がやらねばならない事も考えて。
そしてやっぱり、さくや。
もうね、最高過ぎる。
入り込んだら長さなんて気にならない。
逆にシンセミアルートはもうちょっと欲しいって思ったぐらい。