Dies等の正田ラインが万人向け、あるいはお子様からいい年した中二病まで楽しめる分かりやすいエンタメとすれば、こちらのラインは一つのテーマを突き抜けさせた哲学的な何か。某メーカーだとデモベと村正くらい違う。精神的な重きが大きく、英雄だのピンチに覚醒だのを真っ向から否定する物語なためわかりやすい俺Tueeeはおそらく合わない
Diesとの比較は比較すること自体が間違っており不毛。
同じメーカーで燃えゲージャンルというだけでそもそも趣旨が違う。
あくまでこれは負け犬の話であって英雄だの勝者を求める物語ではない
英雄、正義の味方、誰かのために明日のために、だから負けない、ピンチであっても気合で、根性で、覚醒して乗り越える
は?なにそれもう人間じゃねーよ化け物だろ。つーか誰かってそれ誰だよ顔も知らんだろ気持ち悪い
っていう物語の「主人公・英雄」に対するメタというかアンチテーゼ
作中でも言われてたが普段鍛えても努力してもない人間が、何かの契機で覚悟を決めて雄々しく修羅場に飛び込んでも、それで勝てるなんて甘くはない
まぁだからこそルシードは最高に格好良かったし素で強いゼファーは見違えるようになるわけだが
「勝てる可能性があるのと、だからってそれに挑むのとは別の問題。それができないからこそ自分たちは弱者で負け犬」
ある意味この台詞が全てなんでしょうね
残念なのはサブキャラ(女)が全然活躍しないこと
サヤはゼファー戦以降全く見せ場なし(登場自体は結構してる)
ゼファー戦で大玉の連射には壁を超える必要があると言っていたのでチトセ√なりで魔星あたりとタイマンなりコンビ戦なりして化けると思っていたのに…
双子はただのヤバイ人なだけだし。
チトセ√でガチ狂信見せられてからヴェンデッタ√後で普通に店員されても逆に怖い
特に双子はキャラの背景が全然語られなかったのでゼファーの日常に食い込んでる割に出番もなく…
ピリオドちゃんをぼっこぼっこにしてプライドズタズタにしてから土下座させて攻略したい
ライターの傾向として、正田氏が女キャラをとことん苛める(愛でる)のに対し、こちらのライターはとにかく男!バトル!なタイプらしいのでサブ女の日陰具合はそれが原因かもしれない
過去作でもvermilionではトシローとアイザック、ゼロインで凌駕と礼、今作でゼファーとルシード。
思い返せばメインの√では主人公に対する最終的な発破役は全部親友キャラなんですよね
エレクトロ…?知らん。あれは燃えゲーじゃないし。群青劇だし。そんなのなかったし