ゴールデンウィーク中に終わらなかったポニョ
いいね、天使の黒ソックスとスク水もどきのインナーの描き方が最高にいい。基本エウは陵辱をさらに脳内で補完しないとエロとしては使えなかった口だが、今回はいい、マジでシーンのチョイスがいい。戦女神1でも言及したけど、絵のうまさとかよりもエウは構図が悪い。今回はソーニャのお立ち台オナニーやらアニエスの若ボルハとの青姦とかの構図もよかったし、アルヴィド関連は全般的によかった。印象としてはソーニャの構図が総合的に一番エロかった。頼むからこのままのクオリティを維持してくれ、原画は正等進化してるんだからここで構図の退化を次回起こしてはほしくない。
とまあ、自分はエロゲーならエロくないと何でエロゲーで出すのかと本気で疑問に思う性質なので今回の一番よかった改善はエロがよくなったことに尽きるという感想になる。
ゲーム性?エウの新ジャンル開拓は次回に課題を残して放置するからいけないのだと思う。例えば魔道甲殻(字ちげぇw)なら神ラプを見送って、システムを改善したマイナーチェンジのものにして珊海王として企画すれば、新しいシステムの開発に廻した時間をストーリーに使うことで今作の最大の不満点である薄いストーリーが解消され、マイスター系列と従来のRPG系列に加えて新しいSLGの系列を擁立できたかもしれない。(エウにとってはリベンジかな?)
前作はマイスター系列の発展版を狙って、結局新しいシステムになってしまい、結果的に従来のシステムのマイナーチェンジである天秤がここ数年で一番評価がいい結果となってしまった。再度書くが、ここ数年のエウの試行錯誤をするという試み自体は正しいと思う。が、試行錯誤はあくまで目標を定めてやるものであり、一回一回丁寧に新しいものを吸収しなければただの迷走である。一年に一回しか出さないのだからもっと一回ごとに修正が利くような体制で試行錯誤に臨むべきだったのであろう。せめて一作挟んだら改善が見られるようなわかりやすさが無いと新しい固定層は開拓できないことを忘れないでほしい。
実際マイスター系列とRPG系列が交互に来てたZERO→姫狩→VERITA→神採りの流れでは改善が分かりやすく続いて、必然的に売上が伸びていた。魔道甲殻(だから字ちげぇ・・・)からのSLG系列(もっと長く見れば過去のSLGの流れから来てるけど)を織り交ぜるとどうしても二作とびになる。当初はRPGとSLGの間に人気のマイスター系列を細かくマイナーチェンジして挟むのかと思ったが、神ラプから見るに、マイスター系列もちょっとずつではなく一気に発展させようとしたみたいだ。(こけたらリスク大きいとなぜ誰も指摘しなかった)もうマイスター系列も信頼がなくなったのでまたもや安定した路線から遠ざかってしまった・・・。ユーザーが気にするところではないと思うが、絶対こけない路線を自分で壊したのはホントもったいない。そういう意味では今作の分かりやすく見える不満点は出るべきして出たものかもしれない。