複雑に絡み合ったお話を綺麗に纏めあげた秀逸なシナリオ。真紅ちゃんぺろぺろ、でも1番好きなのはつかさ。
シナリオ構成が自分好みで、尚且つキャラクター達に感情移入できたので文句無しに感動できた作品。
人によっては冗長なシナリオと評価するのも頷けるが、自分にとっては寧ろ感情移入するために必要な過程だったので文句は無い。そりゃもう、滅多に批評空間で長文感想を書かない自分が、ついつい書きたくなる程度には楽しめ、かつ心に残る作品だった。
ちなみに、いろとりどりのセカイ時点で既に面白かったが、鏡やつかさの扱いに関する不満事と続編のいろヒカに期待する気持ちとがあったので、いろセカは気持ち低めに点数を付けたりした。
その分いろヒカには期待してたが、結果的に期待通りのものを提供してくれたりつかさや鏡にもしっかりと役目や出番が設定されてたりしたのでとても満足出来た。
・言葉には世界を変える力がある。前向きな言葉を使うといい事が起き、逆もまた有り得る。
・笑顔は人を幸せにする。
・罪人が許される為には、まず自分が自分自身を許せるようにならねばいけない。
原文まんまの引用ではないが、その他にも色々な言葉が、心に残る言葉があったように思う。
もしかしたら、人によってはありきたりだなと思うかもしれないけど、改めてシナリオに絡んだ上でそのセリフを目にすると感じるものがあると思う。少なくとも自分はそうだった。