男共がサイコーにロックだった。
気付けば最初から最後までノンストップの夜通しプレイで終えていた。
選択肢のない完全一本道だからその辺に関しては評価の別れるところかもしれない。
が、読み物としての完成度を期待してプレイしている僕にとっては大変いい出来でした。
体験版でプレイできる第一章の出来からある程度の期待はしていたけれど、その期待には十分応えてくれたかなと思う。
終盤やや展開的に失速気味というか広げた風呂敷の回収が難しくなった感はあったけれど、それを補って余りあるキャラクターの魅力があったかな？
晃司、優作、赤井、東名といった男性陣の生き様のかっこ良さがこの作品一番の魅力と言っても過言ではないかもしれない。
女性キャラよりも魅力のある男性キャラってそんなにいないものだけれど、この作品に限って言えば完全にそんな印象。
特に晃司には何度か涙腺の弱点を突かれてグッときた。
シナリオ展開としては上記で触れたように、少々強引だったり回収不足な気がするところも見受けられるものの、大筋の展開としては個人的には悪くなかった。
ただちょーっと麻智さんヒロインすぎやしませんか？一番作品に入ってこれなかった子なのに(笑)
結局隼人がクズすぎるまま終わったというのも少々残念かな？悪役にしてももう少し見せ場を与えてあげてもよかったかも。この状態だと完全にただのチートクズ野郎ですし。
キャラクターが多い分、主要キャラでないところがあまり触られていないのがややもやっとしてしまったのが残念かなぁ。
まぁそれでも作品自体のテーマ性はよく描かれていたと思うし、良作だったのは間違いない。
しかし・・・自己申告とテキストに対してグラフィックで見ると胸大きすぎねぇ・・・？