抜きゲーでセックスするのに、主人公の性欲以外の理由なんていらねえんだよ！
公式ＨＰの主人公の紹介文。
>元ヤンキーな教師。
>"教育"という名の愛のムチでネジ曲がりまくった性根を叩きなおしてやろうと考えている。
…読んだ瞬間にヤバイと思うキャラ設定。
インストールしてプレイ開始。
>主人公「立派な建物じゃねえか。結構、結構……って、ナニ見てんだオラ」
うわぁ…
>主人公「ああ、中坊んときから暴れ回って、ダチと一緒にバカやって…地元じゃあチームのヘッドを張ってたんだぜ、これでも」
犯罪自慢すか…
>主人公「てめー！文句あるならはっきり言えやコラ！」
………もう無理
開始5分で嫌いなりました。最速です。
【システム】
特に問題なし。
ただ文章の表示速度の変更が2種類しかないのが気になる程度
【シナリオ】
前作の悪の組織は単純に世界征服が目的だったが
今作の悪の組織の目的は原典と呼ばれるものを探すこと。
原典とは世界を変えるほどの力を持ち
それを出現させるには混沌が満ち溢れないといけない。
そのために幹部たちは破壊を繰り返し、混沌を生み出そうとする。
それをとめる正義の味方！
と、ここまでは別に設定として変なところはない。
ここで今作の問題児である主人公の登場である。
偶然、能力を手に入れた主人公はスパイとして組織に入り込み
悪の組織をぶっ潰してやる！っと意気込む。
設定としては元ヤンキーの熱血教師だが、正直つっこみ所が多すぎる。
熱血先生！理由アリとはいえ自分のクラスの女子生徒を3人も犯してもＯＫなんでしょうか？
熱血先生！同僚の先生にバイブつけて授業させてますが、教育者としてＯＫなんでしょうか？
などなど、主人公を教師にしたことにより何だコイツ…と思う場面が多数ある。
抜きゲーだからいいんじゃね？思うが、そもそもコイツ教師である必要ねえ。
用務員とかで良かったと思う。
そして本作最大の問題点であるエロシーンについて。
まず前作は幹部とＨをして力を奪うという目的があり、その後のエロシーンは前作の主人公の性欲によるものである。
しかし今作は敗北のお仕置き後に、幹部たちとセックスするのは
正義の味方が持つ剣に斬られると幹部たちは発情状態が続き、学校内で発情されたら困るので
主人公がＨをして発情を止める必要があるから。
すいません。この先は、私情だらけです。
はああああああぁぁぁぁぁぁぁ！？
LUNEがハーレムゲームみたいな設定してんじゃねえ！
……これも主人公が悪党キャラじゃない弊害だ。
今までのLUNEのキャラは多くが、悪党である。
女を犯すことを喜びとし、自分が手に入れた女を犯す理由は性欲以外はない。
すべて自分の意思であり、すべて自分の責任である。
だからこそ、キャラを犯すのに特別な設定や、理由など必要なかった。
しかし主人公が今作みたいな正義感面のキャラだと、犯すのに理由がいる。
相手が誘ったから、相手が発情しているから、犯さないといけないから。
しょうがいないから、しかたがないから。
そういう理由を付けることによってゲームとして、すごく詰まらなくなる事を開発陣は知らなかったのだろうか
抜きゲーでセックスするのに、性欲以外の理由なんていらねえんだよ！
ゲームの主人公まで草食系か、この野郎！
【エロ・ＣＧ】
正直よくない。
立ち絵に関しては素晴らしいが、エロシーンになると凝りすぎており、反対に萎える。
シチュエーションを特殊にしているが、そのせいで少しアブノーマルな部分が出てきている。
下半身が魚である人魚のエロシーンや、手足が外せるロボみたいなキャラとのエロシーンはダルマを連想させて気分が少し悪くなった。
主人公のアナルを長い舌で奥のほうまで舐めるエロシーンとか、得する人が少ないないか。
【総評】
ナンバリング作品だが、前作とは別ゲーと考えたほうがいい。
設定やキャラが一新されたという意味ではなく、ゲームのコンセプト自体が別ゲー。