下品で、下劣で、最高な作品
タイトル名から抜きゲーとわかる作品なので、まあそこそこの期待をもって買いましたが。
予想以上に開発スタッフのお尻への執念を感じました。
まあCGは、ほぼお尻に埋まっています。
体位の構成やら、キャラの配置などは全てのお尻を見せるために描かれています。
胸が主役になるのは全体の一割以下です。それでも力は入ってました。
お尻の描き方も素敵でしたが、ただムチムチというよりは
テカってるような描き方なので注意。
驚いてのは、ヒロインたちは上品そうなタッチで描かれており
BGMも綺麗で神秘的な曲が多いですが、中身は濃い抜きゲーなのが驚きです。
アヘ顔、淫語、唸るようなイキ声。正直、ここまで濃いとは…嬉しい誤算でした。
お気に入りのメーカーが増えて嬉しい限りです。
が、やはり残念な点も数点。
エロ以外のテキストも楽しく、結構笑ってしまう会話もありましたが
比例して寒い文章も多いです。正直、スベってる部分が多い。
また文章は基本主人公視点ですが、エロシーン中に突然ヒロインの心中を語ったり
とつぜん語り手のような視点になったり、落ち着かない場面もあります。
あと必要か?と思える設定もチラホヤ。正直、主人公の視力じたいが必要か?
立ち絵に関しても、尻尻いってるのに立ち絵で後ろ姿がないのが痛い。
会話中でも、尻を注目してるのに股がアップされてるのは苦笑しました。
実はCGも結構ムラがあり、力の入れ具合が分かるほど差が激しいです。
主人公も少しウザイと感じてしまうほど、尻尻いってます。
しかし予想外にこの作品の主人公は気に入りました。初めから尻=性欲という点で
ヒロイン達を見てるのが面白い。そして悩みません、尻があればいいらしいです。
アホだし、ちょっとウザイし、変態だがブレない。本当にブレない。
主人公がヒロインを好きになるのは最初に尻、次にキャラの性格などと
他の主人公と違います。でも嫌にはなりません。
誰でもいいわけではなく、その尻を持っているヒロインだけを好きになるという
アホな理由ですが、うすい愛を語る他の主人公よりずっと良いです。
過去作品をチェックして次回作にも期待できるメーカーです
興味を持ったなら体験版をどうぞ