恋のキューピッドである天使を題材にした作品。
ある日突然出会った天使と主人公が、共に恋に悩める人々のため奔走する。しかし恋愛とは必ずしも成就するわけではなく、少し暗い構成となっている。巷では「鬱ゲー」と評されているが、そうではないと感じる。君が望む永遠等を鬱ゲーと考えると、この作品は「儚い物語」というのがしっくりくるだろう。ハッピーエンドで終わるご都合主義な展開ではない点で好感が持てた。哀愁漂わすBGMも秀逸であり、ここ最近ではかなりの良作と言える。