3章まで同人でプレイ済み。かつ4章までの暫定結果で少しでも多くの人にプレイしてもらえるように。
まだコンプリートしていないためここでは少しでも多くの人にプレイしてもらえるよう簡単な感想を述べます。
(ネタバレなし)
まずこの作品を始める上で多くの人が疑問に思うであろうことが
忠臣蔵という歴史について知らなくても楽しめるのか?ということです。
結論から言うと実際に忠臣蔵の歴史を知らない人でも十分にこの作品を楽しむことができます。
人物やその関係性、起きた出来事についても分かりやすく説明してくれるためその心配はいりません。
事実、私も歴史関係には疎く忠臣蔵に関しては全く知らなかったのですが十分に楽しむことができています。
次に既に発売されている同人版との違いですが、シナリオに関してはそこまで大きな変化はありません。
しかしボイスの存在は大きくボイスが付くことによって一気に世界観が広がってきます。
またシステムの改善や演出の強化なども加わりより一層忠臣蔵という世界にのめり込むことができます。
新たに追加されている4章もそれまでと雰囲気が一転し新たな面白さを見せてくれます。
同人版をプレイして気に入ってもらえた人であれば間違い無く楽しめる作品であることは間違いありません。
ここまでいろいろ書いて来ましたが最後にこの忠臣蔵という作品の内容について少し触れたいと思います。
(若干のネタバレの可能性あり)
まずこの作品の大きな特徴は歴史物にありがちな主人公が過去にタイムスリップするというだけではなく
その先の時代でループを繰り返すというところにあります。
ループを繰り返すといっても何度も繰り返すというよりある一定の長い期間を繰り返す形になります。
その度に関わる人物や関係性も変わってゆき、全く違った物語を味わえるため飽きることなくプレイ出来ます。
また主人公が記憶を保持したままループを行うというところも本作の特徴の一つになるかと思います。
これまでループの話ばかり出して来ましたがこの点以外にも忠臣蔵には多くの面白さがあります。
史実に従いながらも読みやすくアレンジされたシナリオ、キャラ同士の掛け合いの楽しさ、壮大な音楽など
また戦いも剣術だけに留まらず様々な展開を見せてくれるため熱血展開を好む人にもお勧めです。
いろいろ良い点を書いて来ましたが良い点の中に悪い点があるのも事実です。
パロネタによる時代感の崩壊、、エロシーンの薄さ、1章の立ち上がりの悪さなど
また人によっては3章以降の主人公が苦手と感じる可能性もありますが私は全く気になりませんでした。
長々と書いて来ましたがこの作品の面白さを感じてもうには実際にプレイしてもらうことが一番だと思います。
いつもあるような女体化モノということで敬遠されるには勿体無い作品だと私は思います。
この駄文を見て少しでも気になった方はぜひ一度体験版をプレイしてみて下さい。