もう二度と、こんなゲームは現れない(多分)
あまり、100点という点数は付けるべきでは無いんでしょうけど‥‥
それでも満点を送りたい KIDに感謝を込めて もう潰れないでNE!w
この作品の主題は 『ヒトとモノとの恋と愛』そこから 生命倫理 生死の定義 人間の定義
ヒトと人間との違い ココロとは何か そして人の持つ科学が神の領域に入る事の意味
等々ヒトが大脳新皮質を獲得して以来、誰もが考え
今に至るまで正答の出ていない難問にも取り組んでいきます。
ギャルゲーとは思えない程に、SF的で在りながら社会派な作品です 厨二病チック?かも
絶対売れないと確信できるジャンルやテーマですね 買い手を選ぶのは目に見えてます
事実『May』の販売本数は芳しくなかった その続編である『Maybe』の販売本数は更に下回るのは自明の理
それでも、撤退も尻切れトンボにもしなかった 酔狂‥‥もとい面白いメーカーですよね
そんなだから倒産しちゃうんだよ と他人事ながら思ってしまいます
ただ、『作りたい物を、只管に作った』 といった気概は凄く感じます
過去の作品を焼直して端金を得るスクウ○ア・エニックスやその他大手メーカーが
忘れて久しい、今の彼らにとっては鼻で嘲笑うであろう気概です
劣化移植メーカーといわれたKIDが大した変貌を遂げたもんです
はっきり言って減点箇所や目に付く処は在りました
しかし、この作品に込めた、作り手の意味や想いを考えると、
それらに気を置く事など無粋としか思えない
もしかしたら作り手の気勢に惚れたのかもしれませんね
最後に、ゲームの中身に触れず感想を書くのは難しいですね
もしこの駄文を読んで、MMMに興味を持って頂けたら幸いです
もう世に出る事は無いであろう中身と気勢を持つゲームを貴方も如何でしょうか?