登場人物全員が魅力的ですが、特に男キャラ達が激熱です
本編に入る前のプロローグだけでもプレイ時間が5~6時間のボリューム
なんですが、この物語に溶け込むためのエッセンスがたっぷりと
詰め込んであるので、中弛みなど一切有りません。
プロローグ後の共通ルートで更に5~6時間、個別ルートに入ってからも
7~8時間、しかも各個別ルートは独立した展開を見せるのでシナリオ的に
被る部分は殆ど無い為、総ボリュームは凄い事になってます。
しかし次から次へと変わる展開は実にテンポが良く、時間を忘れて没頭
してしまいました。
キャラクターに関してですが、すぐに泣く泣き虫主人公に対し、
いつもならプレイヤーは【なにこいつ? 大袈裟に泣いてんじゃねーよ】
となる筈が、こっちまで貰い泣きしてしまうんです。
これはプロローグを含めた主人公の置かれてる状況や立場、彼が望んでる
幸福感などを詳細に掘り下げて描いてる賜物ですね。
サブを含めたキャラクター達もまた、全員が魅力的です。
男キャラの存在もこの作品では大きいウエイトを占めてて名前を挙げたら
キリが無いですが、みなが熱く気高く、個々の見せ場では完全に
主人公が霞むほどの活躍とインパクトを与えてくれます。
『生徒の教育に悪いんだよーーー!!!』
・・・これ私が作中で一番好きな台詞です。